Berlin

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

Berlin
（2006年9月28日(木）撮影）
Berlin-Lichtenber
　写真はS-7だが、次に来るS-5に乗る。
Berlin-Lichtenber ②8:26 — (S-5) → 08:45 Hackescher Markt
482 355-5
Hackescher Markt
　地球の歩き方を見て、ベルリン大聖堂に一番近いHackescher MarktでS-5を降りる。

　S-5は走り去っていく。
　トラムをHackescher Markt方向に眺める。

テレビ塔Fernsehturm
　高さ365m。203mの所にある展望台まで登れる。
マリエン教会Marienkirche
　更にカール・リープクネヒト通りを西に向かう。
ベルリン大聖堂Berliner Dom
　左：裏から見た大聖堂。
　右：正面から見た大聖堂。
　大聖堂前の広場から。隣には旧博物館Altes Museumが建っている。

　ベルリン大聖堂はカール・ユリウス・ラシュドルフが設計した、最盛期ルネッサンス様式の建築で、1894〜1905年にかけて建てられた。第2次世界大戦で破壊されたが、1993年に再建され、現在の姿となった。内部にあるホーエンツォレルン王家の納骨堂には約100体の遺骨が納められており、見学もできる。
フランスドームFranzoesischer Dom？
　ウンター・デン・リンデン通りUnter den Lindenを西に歩いていくと、左手にドームが見えた。おそらくフランスドームだと思われる。
ブランデンブルク門Brandenburger Tor
　東西ベルリン分断の象徴だった世界的に有名な門。1989年、東西ドイツ統一前は両ベルリンの境界線であり、コンクリートで閉ざされていた。東ドイツ崩壊の際、ベルリン市民がこのコンクリートを歓声を上げて崩す姿が世界に放映された。6月17日通りにかかるこの門は、ラングハンスにより1788年から91年にかけて古代ギリシアの神殿を模して造られた。ベルリンはもともと東ベルリンの部分で、西ベルリンはこの門から外のベルリン郊外だった。門の上に四頭立て二輪戦車「カドリガ」を馳る女神像があるが、これは1794年ゴットフリート・シャドウにより作られた。1806年ナポレオンが遠征し、戦勝記念としてパリにこれを持ち帰った歴史がある。第2次世界大戦最後の日には、門と共に「カドリガ」は破壊されたが、1958年復旧。門の前にフランチェスコ・ペトラスカの文章を表現した立像(ゲアハルト・マルクス作)があり台座に「自由」の文字が刻まれている。

　下から及び裏から眺める。
ドイツ連邦議会議事堂Deutscher Bundestag "Reichstag"
　ブランデンブルク門をくぐって右手にすぐに見えるが、これは裏側。

　正面に回ると階段の下まで行列が出来ている。セキュリティチェックのため1時間待ちは覚悟しなくてはならないので、入場はしない。

　建築家パウル・ヴァロットが設計し1894年に竣工した議事堂は統一ドイツ（旧ドイツ帝国のこと。1871年に成立し1918年に崩壊した）の象徴的建築物であった。その後、第二次大戦末期にベルリンに侵攻したソ連軍によって爆破され、戦後は廃墟のまま放置されていたが、ベルリンの壁崩壊後は再び議会として使用することになり、ノーマン・フォスター設計の元、旧議事堂の外観を維持しつつ再建された。つまりこの建築は二度に渡るドイツ統一に関わってきた象徴的な意味を持つのだ。外観は保たれているが中身は完全な新築で、ファサード保存のような形になっている。

　ドイツ連邦議会議事堂の前は広場になっているが、工事中で入れない。遠くにBerlin Hbfが見えたので、歩いていくことにした。
　Berlin Hbfの前のSpree川

Berlin Hbf

　左：西方向。
　右：東方向。
　S-9に乗り、オリンピックスタジアムに向かいます。
Berlin Hbf ⑯10:21頃 — (S-9) → 10:42頃② Olympiastadion
885 042-2
Olympiastadion
　ここから徒歩3分程度でスタジアムへ。駅から見えるので距離は気にならない。
オリンピック・スタジアム Olympia Stadion
　正面にたどり着く。

　1936年のナチス政権下に開かれたオリンピックのメインスタジアム。2006年FIFAワールドカップ決勝戦の舞台として、2004年に大改築が行われた。新たに取り付けた屋根は、ベルリンオリンピックを記念するマラソン塔へ向かって開口しており、人々の視線を導く役割を果たしている。

Olympiastadion
　再び駅へ。
　イベントがあるときのために3番線から10番線まで行き止まりのホームが備え付けてあります。
Olympiastadion ①11:10頃 — (S-75) → 11:25頃⑤ Berlin zoo
481 364-4
カイザー・ヴィルヘルム記念教会 Kaiser-Wilhelm-Gedaechtnis-Kirche
　ドイツ統一を成し遂げたドイツ第2帝国皇帝ヴィルヘルム1世を記念して1891年から95年にかけて建設された福音派プロテスタント教会。ネオ・ロマネスク様式で、1943年、第2次世界大戦の戦禍で一部を破壊されたが、そのまま、戦争の恐ろしさを伝える記念碑として永久保存され、その廃墟の脇に1959年から1961年にかけてエゴン・アイアーマンによる設計で新しい八角形の教会を建造した。その対比から記念教会は「虫歯」と呼ばれている。
Berlin zoo
　駅前。
Berlin zoo ⑤11:35頃 — (S-9) → 11:40頃⑮ Berlin Hbf
485 108-5
Berlin Hbf
　
　ICE 11:50頃発車。
Berlin Hbf ⑮11:51頃 — (S-75) → 12:03頃⑧ Berlin Ostbahnhof
481 232-7
Berlin Ostbahnhof
　Berlin Hbfから乗ってきたS-75。
　　　　　　

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

Hackescher Markt 　地球の歩き方を見て、ベルリン大聖堂に一番近いHackescher MarktでS-5を降りる。　S-5は走り去っていく。
トラムをHackescher Markt方向に眺める。テレビ塔Fernsehturm 　高さ365m。203mの所にある展望台まで登れる。マリエン教会Marienkirche 　更にカール・リープクネヒト通りを西に向かう。
ベルリン大聖堂Berliner Dom 　左：裏から見た大聖堂。　右：正面から見た大聖堂。
大聖堂前の広場から。隣には旧博物館Altes Museumが建っている。　ベルリン大聖堂はカール・ユリウス・ラシュドルフが設計した、最盛期ルネッサンス様式の建築で、1894〜1905年にかけて建てられた。第2次世界大戦で破壊されたが、1993年に再建され、現在の姿となった。内部にあるホーエンツォレルン王家の納骨堂には約100体の遺骨が納められており、見学もできる。
フランスドームFranzoesischer Dom？　ウンター・デン・リンデン通りUnter den Lindenを西に歩いていくと、左手にドームが見えた。おそらくフランスドームだと思われる。
ブランデンブルク門Brandenburger Tor 　東西ベルリン分断の象徴だった世界的に有名な門。1989年、東西ドイツ統一前は両ベルリンの境界線であり、コンクリートで閉ざされていた。東ドイツ崩壊の際、ベルリン市民がこのコンクリートを歓声を上げて崩す姿が世界に放映された。6月17日通りにかかるこの門は、ラングハンスにより1788年から91年にかけて古代ギリシアの神殿を模して造られた。ベルリンはもともと東ベルリンの部分で、西ベルリンはこの門から外のベルリン郊外だった。門の上に四頭立て二輪戦車「カドリガ」を馳る女神像があるが、これは1794年ゴットフリート・シャドウにより作られた。1806年ナポレオンが遠征し、戦勝記念としてパリにこれを持ち帰った歴史がある。第2次世界大戦最後の日には、門と共に「カドリガ」は破壊されたが、1958年復旧。門の前にフランチェスコ・ペトラスカの文章を表現した立像(ゲアハルト・マルクス作)があり台座に「自由」の文字が刻まれている。


下から及び裏から眺める。
ドイツ連邦議会議事堂Deutscher Bundestag "Reichstag" 　ブランデンブルク門をくぐって右手にすぐに見えるが、これは裏側。　正面に回ると階段の下まで行列が出来ている。セキュリティチェックのため1時間待ちは覚悟しなくてはならないので、入場はしない。　建築家パウル・ヴァロットが設計し1894年に竣工した議事堂は統一ドイツ（旧ドイツ帝国のこと。1871年に成立し1918年に崩壊した）の象徴的建築物であった。その後、第二次大戦末期にベルリンに侵攻したソ連軍によって爆破され、戦後は廃墟のまま放置されていたが、ベルリンの壁崩壊後は再び議会として使用することになり、ノーマン・フォスター設計の元、旧議事堂の外観を維持しつつ再建された。つまりこの建築は二度に渡るドイツ統一に関わってきた象徴的な意味を持つのだ。外観は保たれているが中身は完全な新築で、ファサード保存のような形になっている。


ドイツ連邦議会議事堂の前は広場になっているが、工事中で入れない。遠くにBerlin Hbfが見えたので、歩いていくことにした。
Berlin Hbfの前のSpree川

Berlin Hbf
左：西方向。　右：東方向。
S-9に乗り、オリンピックスタジアムに向かいます。

Olympiastadion 　ここから徒歩3分程度でスタジアムへ。駅から見えるので距離は気にならない。
オリンピック・スタジアム Olympia Stadion 　正面にたどり着く。　1936年のナチス政権下に開かれたオリンピックのメインスタジアム。2006年FIFAワールドカップ決勝戦の舞台として、2004年に大改築が行われた。新たに取り付けた屋根は、ベルリンオリンピックを記念するマラソン塔へ向かって開口しており、人々の視線を導く役割を果たしている。


Olympiastadion 　再び駅へ。
イベントがあるときのために3番線から10番線まで行き止まりのホームが備え付けてあります。

カイザー・ヴィルヘルム記念教会 Kaiser-Wilhelm-Gedaechtnis-Kirche 　ドイツ統一を成し遂げたドイツ第2帝国皇帝ヴィルヘルム1世を記念して1891年から95年にかけて建設された福音派プロテスタント教会。ネオ・ロマネスク様式で、1943年、第2次世界大戦の戦禍で一部を破壊されたが、そのまま、戦争の恐ろしさを伝える記念碑として永久保存され、その廃墟の脇に1959年から1961年にかけてエゴン・アイアーマンによる設計で新しい八角形の教会を建造した。その対比から記念教会は「虫歯」と呼ばれている。
Berlin zoo 　駅前。