編成例＜LNER＞　

ここでは市販の完成品 (RTR - Ready to Run) に対象を限定します。
原則として下り列車を示し、号車番号の欠番は模型化に際しての短縮によるものです。
なお、表中記載の製造者および型番は当会所有（過去形含む）のものを示していますが、その後金型が他社に引き継がれ、同型のものが異なる型番で製造・販売されているものが多々あります。
＜例＞
AIRFIX→MAINLINE→DAPOL→HORNBY
MAINLINE→BACHMANN
REPLICA→BACHMANN
HORNBY DUBLO→WRENN→DAPOL

1. 「フライング・スコッツマン」

Down "FLYING SCOTSMAN" hauled by "William Whitelaw" No.2563. (H. Gordon Tidey)

<Note> The coaches unless otherwise noted are for Edinburgh.

ロンドン（キングズ・クロス）10:00発の東岸本線のスコットランド行き看板急行で、時代設定は1928年頃、4号車から8号車がエディンバラ行の基本編成という想定です。同列車に不可欠の"Triple Articurated Restaurant Set"つまり3車体4台車連接式の厨房付き1・3等食堂車が製品化されてないのが（キットも生産中止）残念至極で、このため5号車から7号車に1等寝台車を充てて両数だけは合わせ、お茶を濁しています。
牽引機の例としては他に下記があります。
R398X A1 "FLYING FOX" 4475 （R398のナンバーとネームプレートを変更、テンダをGNRタイプと交換）（他社に転籍）
なお、時代設定を1936-39年とすれば、下記の牽引機も差し支えないでしょう。
R312 A4 "SILVER LINK" 2509（他社に転籍）
R099 A4 "SILVER FOX" 2512（他社に転籍）
R328X A4 "DOMINION OF CANADA" 4489 （R328 "SIR RALPH WEDGWOOD" 4469のナンバーとネームプレートを変更、煙突前にCPRより寄贈の鐘を付加）（他社に転籍）

Up "FLYING SCOTSMAN" hauled by "Dominion of Canada" No.4489. (E. Treacy)

2. 「ヨークシャー・プルマン」

Down "YORKSHIRE PULLMAN" hauled by "Sir Murrough Wilson" No.4499. (E. Whethersett)

全車プルマン客車で編成された急行で、時代設定は1938-39年です。牽引機はドンカスター区配属のノンコリドア・テンダ付きA4が良いでしょう。

3. 普通急行

編成の中ほどにプルマン客車を混結した亜幹線の普通急行の想定で、時代設定は1928-39年です。
牽引機の例としては他に下記があります。
R123 D49/2 4-4-0 "THE BERKELEY"　222（他社に転籍）
R150 B12/3 4-6-0 8509（他社に転籍）

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