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明治・大正期
日本軍艦 機関部データ集

ここでは、明治中期から大正中期までの戦利艦を除く諸艦の機関部(主缶・主機)について、同時代の外国艦、特に近縁の英国艦と対比しながら、テクニカル・データの精確な分析を行い、発達の系譜を追ってみたいと思います。
典拠は下記文献で、要目や数値は原則的に建造当初のものを示します。
 海事年鑑 帝国海事協会 1903
 軍艦機関計画一班 増補再版 海軍機関学会 1908
 軍艦機関計画一班 改訂増補3版 海軍機関学会 1918
 蒸気タービン 改訂7版 内丸最一郎 丸善 1916
 蒸気タービン 再訂21版 内丸最一郎 丸善 1943
 艦船 実用機関術 訂正第8版 二瓶壽松 丸善 1922
 帝国海軍機関史 復刻版 日本舶用機関史編集委員会 原書房 1975
 J. Sothern, The Marine Steam Turbine. USA/UK, 1915
 E. March, British Destroyers. Seeley, UK, 1966
 O. Parks, British Battleships. Seeley, UK, 1970
 Conway's All the World's Fighting Ships 1860 - 1905. Conway, UK, 1979
 Conway's All the World's Fighting Ships 1906 - 1921. Conway, UK, 1985
 R. Burt, British Battleships of World War I.. Arms and Armour, UK, 1986
 R. Burt, British Battleships 1889 - 1904. Naval Institute, USA, 1988
 A. Roberts, Battlecruisers. Chatham, UK, 1997
 D. Brown, Warrior to Dreadnought. Chatham, UK, 1997
 Zeitschrift des Vereines deutscher Ingenieure, Band 52, Nr.1, 3, 4. 1908
 「世界の艦船」各号
 平賀譲デジタルアーカイブ
 その他
なお、画像は全て当研究所の所蔵品です。

序章 度量衡



防禦巡洋艦 須磨。初期の国産艦、横須賀工廠にてメートル法により建造。


序-1.排水量と出力の単位


序-1-1. 戦艦

NameD (T)D (tonne)Dt (T)Qd (hp)Qd (PS)
富士12,45012,64912,53313,500-
八島12,320
敷島14,85015,08815,18115,09514,500-
初瀬15,00015,240
朝日15,20015,44315,24015,000-
三笠15,14015,36215,12015,000-
香取15,950-15,97516,320-
鹿島16,400-16,48616,38515,600-
薩摩19,200-19,38217,000-
安芸19.800-21,600-
河内20,800-20,82325,000-
攝津21,443
扶桑29,330-30,66230,60040,000-
山城30,577
伊勢29,900-32,06231,26045,000-
日向31,073
長門32,720-33,75933,80080,000-
陸奥33,750

Name: 艦名
D: 常備または基準排水量 [1T = 1.016t]
Dt: 公試排水量 [T]
Qd: 計画出力 [1hp = 1.014PS]、レシプロ機関は指示馬力ihp、タービン機関は軸馬力shpを示す
複数行記載は異説有りを示す

<解説>
常備または基準排水量と称していても、実際は公試排水量の代表値/平均値/概略値をもってこれに当てる場合が多いことが判ります。当HPではなるべく当初の計画値と考えられるものを採用しています。
また、典拠の一部にはメトリックトン (tonne, t) と英トン(ヤードポンド法、1T = 1.016t)、仏馬力(メートル法、PSまたはCV)と英馬力(ヤードポンド法、1hp = 1.014PS)との混同が見られますので、ここでは英トンと英馬力に統一しました。
(以下同様)


序-1-2. 装甲巡洋艦/巡洋戦艦

NameD (T)D (tonne)Dt (T)Qd (hp)Qd (PS)
浅間9,700
9,750
9,855
-
9,71418,000-
常磐9,747
出雲9,7509,9069,73314,500-
磐手9,750
9,800
9,906
-
9,75014,500-
八雲9,646
9,695
9,800
9,850
9,69515,500-
吾妻9,307
9,326
9,456
9,475
9,11816,76517,000
春日・日進7,398
7,578
7,628
-
7,700
7,750
13,500-
筑波13,750-13,39619,500-
生駒13,750
13,830
-
-
20,500-
鞍馬14,500
14,600
-
-
14,60714,63622,500-
伊吹14,85015,08821.600-
金剛26,330-27,58027,50064,000-
比叡27,390
榛名27,499
霧島27,598

Name: 艦名
D: 常備または基準排水量 [1T = 1.016t]
Dt: 公試排水量 [T]
Qd: 計画出力 [1hp = 1.014PS]、レシプロ機関は指示馬力ihp、タービン機関は軸馬力shpを示す
複数行記載は異説有りを示す


序-1-3. 防禦巡洋艦/軽巡洋艦

NameD (T)D (tonne)Dt (T)Qd (hp)Qd (PS)
和泉2,9202,9675,500-
浪速3,6503,7093,6197,000
7,500
-
7,604
千代田2,4002,4392,4395,6005,678
松島4,2174,2854,2785,3265,400
秋津洲3,1003,1508,400-
須磨2,6572,7008,3848,500
明石2,7562,8002,9427,8908,000
吉野4,1504,2164,22515,500
15,600
15,750
-
15,819
15,968
高砂4,1604,22715,500
15,700
15,750
-
-
-
笠置4,9004,97817,000-
千歳4,7604,8364,89815,000
15,500
-
-
新高3,3663,4203,4519,400-
音羽3,0003,0482,99710,000-
利根4,100-4,10315,000-
筑摩4,950-4,9915,00022,500-
矢矧4,998
平戸4,970
天龍3,230-3,5303,50051,000-
龍田
球磨5,100-5,4995,50090,000-
長良5,170-5,5325,57090,000-

Name: 艦名または級名
D: 常備または基準排水量 [1T = 1.016t]
Dt: 公試排水量 [T]
Qd: 計画出力 [1hp = 1.014PS]、レシプロ機関は指示馬力ihp、タービン機関は軸馬力shpを示す
複数行記載は異説有りを示す


序-1-4. 駆逐艦

NameD (T)D (tonne)Dt (T)Qd (hp)Qd (PS)
東雲2752792865,400-
薄雲(東雲級)279
3053113076,000-
朧(雷級)311
-
360
363
363
366
-
3306,000
6,500
-
-
白雲-
340
373
342
345
-
3387,000-
春雨3753813916,000-
神風3753813756,000-
海風1,030-1,15020,500-
530-6059,500-
浦風810-90795522,000-
595-6659,500-
天津風(磯風級)1,105-1,1881,22727,000-
755-82883516,000-
770-85017,500-
谷風1,180-1,30034,000-
楡(樅級)770-89385021,500-
若竹820-90021,500-
島風(峯風級)1,215-1,3791,34538,500-
沢風(峯風級)1,386
灘風(峯風級)1,358
神風(2代)1,270-1,4431,40038,500-

Name: 艦名または級名
D: 常備または基準排水量 [1T = 1.016t]
Dt: 公試排水量 [T]
Qd: 計画出力 [1hp = 1.014PS]、レシプロ機関は指示馬力ihp、タービン機関は軸馬力shpを示す
複数行記載は異説有りを示す


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