9月20日、鹿児島総合車両所に所属していた475系GK12編成が日豊線経由で小倉工場に廃車回送されました。
このGK12編成は、2003年10月の鹿児島地区への817系投入に伴う改正で保留車となり、
鹿児島駅構内に留置されていました。
このGK12編成には、登場時「国電の常識を打ちやぶる改造」と言われたクハ455-600番台のうち、本州のサロ165を改造してクハ455に編入した606番が入っていました。
幸運にもカメラにとらえることが出来ましたので、ここにその行程と様子をUPします。
鹿児島にお住まいのつばめ16号さんから、「GK12がすでに鹿児島を出ている。」という情報を耳にし急いで宮崎駅に向かい切符を買って、大分の457系が使われる734Mに飛び乗りました。
これは734Mに入っていたJO6編成のクハ455-15の座席です。
美々津駅停車中の734Mクモハ457-6です。
台風の影響か、前面右に大掛かりな「錆の涙」が垂れています。
コレもいつ廃車になるか分かりませんね、まあ廃車にならないに越した事無いんですが・・・。
美々津に運転停車、そして出発して行く485系REDの5007Mです。
写真はありませんが、ここで国鉄色のDK2編成とすれ違いでした。
そして5007Mが出発した数分後、轟音と汽笛とともに今日のメインGK12編成の廃車回送が来ました。
先頭はGK12編成と共に小倉に入場し、交番検査を受けるED76-87号機です。
あまりの猛スピードの為、こんな写真しか撮れませんでした。スミマセンご覧になられている皆様・・・。
そしてメインのGK12編成、最後尾のクモハ475-12です。
何と検修員の方の御好意か、急行幕を出していました。
GK12は、とても幸せだったことでしょう。
拡大して見るとこんな感じです。
切れたり空欄が出来てしまったりしていますが、加工した際のものです。ご了承下さい。
完全に急行幕が見えますね、GK12にとって何年振りの急行幕でしょうか。
奥に小さくですが、クハ455-606のユニット窓が見えます。
なお、門司港ー小倉工場の回送に備えてクモハには並連が付いています。
そして美々津を去り、小倉に向かって爆走して旅立って行きました・・・。
僕も思わず、「さよ〜ならGK12！！」と叫んでしまいました。（爆）
ああ〜475系GK12よ永遠なれ〜〜〜〜〜！！！！！
今後も鹿児島駅や鹿総車に残る保留車が、日豊線を廃車回送されるはずです。
また廃車回送される時には、見送ろうと思います。