このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

豊松村立有木小学校(あるぎ)
撮影:H22.4.24 開校:M41.9 有木尋常小学校として  閉校:S42.3 廃校:S43.11.28 統合先:豊松小学校
東城町の 久代(くしろ)小学校 の撮影の後、ナビでクイックルートを掛け、ナビの指示通り、国道182号線を南進し、新成羽川ダムの流れ込みから、県道107号へ左折、 1kmほど走ると、今度はダムに架かる橋へ右折して、県道105号へ。5〜6kmほど走ると左折するように指示するので、迷わず左折すると、これがとんでもない狭い道。 距離的には確かに近いのだけどね。今回も、「対向車が来ませんように!」と、お祈りしながらの走行になってしまいましたが、出たところは、確かに校舎の直ぐ近くでした。 最初に見たときは、その造りから校舎だとは思えずに、介護施設か何にかの施設だろうと思って一旦は通り過ぎましたが、直ぐに岡山県境になるので、「是しかない!」でした。 この校舎は造りもすばらしいですが、その保存状態の良さは、廃校後43年も経っているとはとても思えません。住民の校舎に対する思いを強く感じる、すばらしい校舎です。 左側の門柱には「旧有木小学校」、右の門柱には「ビレッジハウス仁吾川」とありますから、集会所などとして使われているのでしょう。その分傷みが遅くなりますね。   

写真のクリックで拡大します!
とにかく素敵なデザインの校舎です。この様なモダンな校舎は初めて見ました。なんと言ってもレンガ造りの門柱と、この3本の塔ですね。真ん中は時計台ですが、両脇は換気口でしょうか。 私は最初に見たとき、その形と色合いから、函館にあるロシア正教の、ハリストス正教会のことを思いました。                                    校舎の裏の建物にも塔があります。校庭から校舎に上がる階段の横に、1968年11月に20名の児童が造った記念碑がありました。児童といってもすでに54歳ですが。        
校舎のほぼ真ん中に、まだ小さいですがピンクの枝垂桜が一本植えられています。棟端飾り瓦には"學"の字が書かれています。二階建ての建物は講堂だったのでしょうか。
校舎に向かって左端に、有木小学校跡の石碑があり、その裏には沿革史が刻まれていました。そんなに大きくない集落に、とてもモダンな校舎。地区の方々の教育にかける思いが伝わります。

TOPへ!     GALLERY‐1へ!     GALLERY‐2へ!

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください