このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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長野県木曽町立上田小学校
撮影:H22.07.18 開校:M06.04.16 開校百年:S48
校    歌
夢をつつみて しずかなる 木曽路の山の深みどり おしえの道を かしこめば 村あかるくて ひとなごむ ここに生まれ ここに育つ その幸を友よ うたわん
22年ぶりに、奥飛騨の白川郷や高山、そして上高地を訪ねた後、工女の悲しい歴史が残る野麦峠から、県道26号で藪原に出て、今回の撮影旅行の目的の一つである、 旧木曾街道の妻籠宿に残る旧妻籠小学校の木造校舎と妻籠宿の町並みの撮影に向かうため、国道19号線を走行中に、JR中央本線と交差するあたりで見つけました。 校舎は下見板張りで、平屋建ての南校舎と、同じく下見板張りで二階建ての北校舎からなっていて、なかなか立派な木造校舎です。                  先生、そして児童の皆さん、学校のホームページで「木造の小さな学校です」と紹介されていますが、そのようなことはありませんよ。                木造としては結構大きく、そしてとても素敵で立派な校舎ですよ。現役の校舎ですし、休日でどなたも居られませんでしたので、外観のみ撮影させていただきました。  近年、かなりの勢いで無くなってゆく木造校舎で学んでいることに誇りを持ち、そして、この素敵な木造の校舎をいつまでも大切にしてあげてください。       
このページの掲載を許可してくださいました学校関係者の方々、また教育委員会の皆様に感謝いたします。
※ 2014年9月27日の御嶽山噴火の、犠牲者の方たちの遺体安置場として使われたようです。思わぬことで健在を知ることができました。お疲れ様。そして、ありがとう。

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※平成24年4月より、福島小学校と統合され、休校になるそうで、3月17日に閉校式があるそうです。
校舎の屋根は、冬場の積雪に対応するためか、雪の滑り落ちやすいトタン張りのようです。そして、その滑り落ちた雪が、児童たちに大量に落ちないよう、落雪止めも設けられています。    温暖化の影響のある今では、昔のような積雪は無いでしょうけど、標高が750m以上ありますから、昔はかなりの積雪だったでしょうし、その重みを緩和するためのトタン張りなのでしょう。 平屋の校舎の端に、上田小学校の名前、そして開校が明治6年4月16日であることが刻まれた石碑と、学校の標高と座標が刻まれた石碑がありました。                  
校舎は、いかにも木造校舎であることの証の下見板張りですね。窓は、昔は木枠だったのでしょうけど、アルミサッシになっています。木枠の窓枠は、風雨などの影響で早く傷みますし、サッシは寒い地域での隙間風防止になります。 北校舎には、暖房用の排気筒が見えます。広島県でも、時に2mを越える積雪を記録する県北の北広島町や安芸太田町の木造校舎にはあったのでしょうが、県北に残る現役の木造校舎はほとんど無くなり、まず見ることがありません。

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