北中学校

情報は、一昨年だったかにいただいていたのですが、やっと写しに行ってきました。ただ場所がよく分からなかったので、「北」が付くから、市内よりは北側だろうと、取り敢えず地名に北が付く川北方面へ。しかし、比和町の境まで行っても　　見つけられず、仕方が無いので、帰りながら誰かに聞こうと思っていたところに、丘の上にそれらしき建物を発見。　　　街中からあまり遠くない、JR備後庄原駅から２．５km程の場所に有りました。廃校になって３９年ですから、周囲の木々が伸びていて、駅方面から進むと、手前が林の状態のためちょっと見えにくい状況になっているので仕方が無いのですが。　

一番左の写真のように、周囲が林のような状態になっているし、家も邪魔して、直ぐ下の国道４３２号線を北に進むと、見つけにくいです。旧校舎のほうの玄関は、内部が物置になっているので、品物が車で搬入できるように、扉からシャッターに換えられています。　　　　　奥の、木造モルタルの建物が、増築された校舎だそうで、現在は持ち主の親族の方が住んでおられます。　　　　　　　　　　　　　　　　校舎の裏側は藪状態になりつつありますが、廃校後３９年にしては、先ず先ずの状態と言えるのではないでしょうか。　　　　　　　　　校舎の直ぐ下にある民家の場所に体育館があったそうです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

最初に素晴らしい棟札を見せていただけました。解体した体育館の天井裏の中央の柱に取り付けられていたであろう棟札です。校舎に向かって右側の、二階に上がる階段です。住んでおられる方は、この階段のデザインが好きだと言っておられました。　二階の廊下と、壁が全て取り除かれた教室です。一番南の教室の内部も物置状態です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　

左端は、増築校舎側に一番近い一階の教室ですが、この部屋が一番綺麗でした。中は一階の廊下を、北側（校舎に向かって左）に向けて写しています。増築された校舎の方には、木造校舎らしく防火壁が設置されています。これが無い木造校舎も多いのですが、もしもの時には大違いでしょう。　　　　右端は、国道４３２号線から学校に上がってくる道ですが、木々が茂り狭く感じます。この下に体育館兼講堂が有ったようです。　　　　　　　　　　