このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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広島県立東城高等学校小奴可分校(おぬか)
撮影:H22.04.24   開校:S23.09  八幡分校との統合:S31.04   廃校:S48.04  卒業者数:434名
3年前に、西城町内の木造校舎の撮影の後、小奴可中学を写し、更に近くの千鳥小学校を写しに行く際、小奴可側から走ったため、丘や藪に遮られてまったく気づきませんでした。 今回、千鳥別尺の山桜を写し、桜の咲いている千鳥小学校に立ち寄ってその風景を撮影の後、小奴可の要害桜と森湯谷のエドヒガンの撮影のため、逆に走っていて見つけました。  どなたも居られなかったところへ車が来たので撮影のお願いをすると、「わしはここの者じゃないけど、大丈夫よ!」とのことなので、お言葉に甘えて撮影させていただきました。

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元の校門があったであろう道から入ると、すぐ左側に、色々な石碑と一緒に校門が並べられて保存されています。校舎は、漆喰も剥げ落ちていたりして、傷みもかなり進んでいるのですが、 いまだに使用されているため、廃校後37年経っていても、今にも倒れそうなといった感じは受けませんでした。写真で分かるように、広島牛の育成センターとして使用されています。  
元の校門の横には、同窓生による記念碑と、関係職員の方々による、思いのこもった沿革史の刻まれた石碑がありました。記念碑の裏には、開校年、八幡分校との合併年、閉校年、卒業者数が刻まれています。
元の職員室には、いまだにその表示が架かっていました。一階の教室はどれも物置状態になっています。廊下も然りですね。ただ、この様にでも使われていれば、傷みの進行は緩やかなようです。
ギシギシときしむ階段を二階へ上がってみました。二階はきれいな状態を保たれていますね。廊下も講堂と思われる部屋も、一階と比べると雲泥の差です。一階の部屋には「蓑(みの)」が壁にぶら下げてありました。

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