このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
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久世町立遷喬尋常小学校(せんきょう)
撮影:H21.07.18 開校:M7 校舎建築:M42 重文指定:H11.05.13
木造校舎を写しだした数年前から、いずれは写しに行きたいと思っていました。Webサイトで色々と見ていても、 とても素敵な造りですし、歴史もありますし、今回とても楽しみにしていましたが、見たとたんに感激でした。 国の重要文化財に指定されているとはいえ、グランドには草が生え、樹木は枝がある程度伸びているのではと 思っていましたから、綺麗に手入れされた建物やグランドを見ると、如何に大事にされているのかが分かりました。
現遷喬小学校が500m程北側に移転し、この校舎は国の重要文化財に指定されて、とても綺麗に保存されています。 建物は左右対称の、いわゆるシンメトリーに造られていて、二階の中央部分が講堂になっています。校舎裏側もとても綺麗 に手入れをされていて感心しました。普通、表は綺麗でも、裏に回ったら草ぼうぼうというのが多いですから。 石碑に、この学校の名前の元となった中国古典の「詩経」の一節、「出自幽谷遷于喬木」が彫られています。
一階には、校長室や職員室、図書室がありました。各教室の入り口には、先生の名前が書かれたクラスの表示板が架かっています。 元の職員室には、学校の模型が置かれていました。もう一つの建物は体育館だったのでしょうか。廊下も綺麗に磨かれています。 二回への階段は、とても歴史を感じさせます。板の角が長年の児童たちの昇降で丸くなっていました。
二階の中央にある講堂の天井の造りは素晴らしいものがあります。いわゆる匠の技というものでしょうか。二階に上がった場所に トーテムポールがありました。二回にある教室のうちの一つの中には、習字が貼られています。校庭には、昭和四十年度の卒業生が 寄贈した時計が台座にすえつけられています。国旗掲揚台は、昭和34年度卒業生の寄贈です。
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