このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
9月である。 先月下旬あたりから、ようやく朝晩涼しくなってきて、暑さもやっと一段落、といったところだろうか。 そういえば、先月は早朝からあれほど鳴いていたクマゼミの鳴き声が聞こえなくなった。 代わって、ミンミンゼミやツクツクボウシの鳴き声が聞こえている。 晩になると、どこからともなく虫の鳴き声がする。 季節は確実に秋へと向かっている様である。 そうかと思えば、先月末は実に月間6個目の上陸となった、台風が駆け抜けていった。 台風一過ともなれば、爽やかな青空とカラッとした空気、といきたいところだが、 ムシムシと真夏に逆戻りした様な天気になった。今年はどうも様子が違う。 しかも、南の海ではまた新しい台風が発生した様である。 それも来週末あたりに近づいてくるらしい。 早い所では丁度運動会の時期に当たる。影響が出なければよいのだが…。 |
2004年09月01日10時45分33秒 |
9月の2週目である。 ここしばらくで最強の台風がやってきた。 しかも、今年本土に上陸した台風はこれで7個目。新記録だそうである。 沖縄では、観測史上最低の気圧を記録したとか。 924ミリバール、もとい、ヘクトパスカルというのが どの位の値なのか良く分からないが、 いずれにせよ数字が低いほど勢力が強い事には違いない。 で、どうなったかというと、やたらめったら風が吹きまくっていった。 雨は大したこともなく、今年は風台風の当たり年らしい。 広島では、観測史上最大の風速60.2メートルを記録したそうだ。 風速60メートルなんて、四国の室戸岬ぐらいでしか吹かないという固定観念も吹き飛んでしまった。 台風の季節はまだ続く。あと何個来る事やら…。 |
2004年09月07日18時40分22秒 |
曼珠沙華ともいう。 この時期になると、土手やら畦道やらに、思い出したように咲き乱れるのだ。 墓地に咲くので『死人花(しびとばな)』と呼ばれる事もある。 自分は昔、『毒花』と呼んでいた記憶があるが、理由は謎である。 先日、近所の田圃で、こんな彼岸花を見つけた。 撮影者:わにわに 何とも解説のしようがない。 こんな彼岸花を見たのは、ン十年の人生で初めての事である。 しかも、この田圃の一角にしか咲いていないのだ。 土壌の成分によるモノなのか、それとも突然変異なのか。実に不思議である。 そう思っていたら、今朝の新聞に『黄色い彼岸花』という文字を見つけた。 これと同じモノかどうかは分からないが。 |
2004年09月20日18時55分15秒 |
今朝の新聞記事から少し。 神戸電鉄という私鉄がある。 神戸の湊川を起点に、有馬温泉、三田、粟生等を結ぶ私鉄である。 『神戸』と名は付いているが、神戸の市街地から六甲山の急勾配に挑む山岳鉄道で、 連続する急勾配と急曲線が、山岳鉄道たる所以を如実に語っている。 この神戸電鉄の中で、唯一他の駅と趣を異にする駅がある。 『菊水山駅』がそれだ。 湊川から出発した電車は、急勾配を登りながら住宅街を抜け、いくつかトンネルを抜けてこの駅に到着する。 およそ神戸市内とは思えない程の山の中の無人駅である。無論、自動改札機も無い。 乗降客も登山客が殆どで、普通電車でさえ、殆どの電車が通過する小さな駅である。 この菊水山駅が、来年3月下旬で営業を休止する事になった。 利用客減が大きな理由だが、自動改札機が設置されていないが故に、 いわゆる『スルッとKANSAI』の対応も複雑だった事もある様だ。 自動改札機を設置しても、それに見合う利用客も見込めないだろう事は予想できる。 余談だが、かつてこの駅が大いに賑わった時。 それは、この駅から次の鈴蘭台駅までの区間が、川沿いからトンネルへと切り替えられた時である。 洪水調整用のダム建設に絡み、渓谷沿いの路線が水没する事になったので、新線への切り替えが行われたのだ。 この区間、秋には鮮やかな紅葉を楽しむ事の出来る、神戸電鉄で一番景色の良い区間だっただけに、 一部廃線は大変惜しまれる事であった。 切り替え後、神戸電鉄主催の廃線後ウォークが催され、名残を惜しむ人でごった返したのを覚えている。 当日は、大変貴重な菊水山駅発行の磁気券も発売され、記念に購入する人も居た。 ちなみに、この時のレポートも含めて作ったのが、『菊水山』という同人誌である。 そんなこんなで、久しぶりに行ってみたくなった次第である。 |
2004年09月25日07時15分22秒 |
鉄ネタが続くが、ご容赦をば。 阪神電鉄本線、春日野道(かすがのみち)駅。 大阪梅田から神戸三宮に向かうと、三宮のひとつ手前にある駅である。 ここが何故『日本一怖い駅』と呼ばれているかというと、駅の設置環境にある。 駅の場所は地下、それだけならさしたる疑問はないが、問題はホームの幅にある。 上下線の線路に挟まれたホームの幅は僅か2.6メートル。 中央には転落防止用のしがみつき(?)柵があるが、それにもたれ掛かるとホーム端までは1メートル足らず。 この距離で、目の前を電車が通過する。しかも地下駅で暗い。これはとても怖いのである。 元々は、駅の無かった場所に作られた駅なのだそうだ。 当時はホーム幅が3メートルあったのだが、 車両の大型化でホーム端をそれぞれ20センチずつ削った結果、今の様な状態になったのだと云う。 そんな春日野道駅だが、昨日付けを持って、『日本一怖い駅』の称号を返上する事になった。 上下線それぞれに作っていた新ホームが完成、供用を開始したのである。 かつてのホームは残されたままであるが、 こうなるとかつての怖さも何か懐かしく思えてくるから不思議である。 自身も、昔作った同人誌『灘時の韋駄天』のなかでコラムとして取り上げた事もあって、 菊水山駅同様、久しぶりに訪ねてみたくなった今日この頃である。 余談であるが、開業以来70年の歴史の中で、転落事故の記録は無いという。 新しい駅になっても、そう願いたいものである。 |
2004年09月26日17時50分13秒 |
先日の話の続き。 先日の新聞に『黄色い彼岸花』という文字を見つけた件。 気になってgoogleで検索してみた。 出てくるわ出てくるわ。 特殊な花には違いないが、決して殆ど知られていない花でもないらしい。 しかも、黄色だけではなく、白や桃色もあるそうな。 だとすれば、自分たちが見かけたのは間違いなく白い彼岸花である。 ただ、赤い彼岸花と違い、人の手を借りないと咲かないらしい。 ならば、自生している白い彼岸花は珍しい、という事になるのだろうか。 あの白い彼岸花が全くの自生、とは云えないが、ともあれ、珍しい事には違いないのである。 |
2004年09月27日18時56分59秒 |
9月も下旬である。 また台風である。 今年8個目の上陸なのである。 今回もかなり強そうなのである。 やや直撃コースなのである。 それでも仕事はあるのである。 非常に不安なのである。 先月末も同じ様な事を書いた気がするのである。 |
2004年09月29日18時32分47秒 |
件の台風は、夜勤の間に通過していった。 帰り道の風景。 倒木もなく、新たに倒された看板もない。 しいて云えば、道路上に浮いた泥土の多さか。 昨夜は、出勤する頃に凄まじい雨に見舞われた。 ワイパーが効かない程の豪雨。加えて、激しい稲光が走る。 まるで川の様になった道路をひたすら走った。 会社の駐車場から工場までは少し坂を上るのだが、ここも川である。 傘も殆ど効かない。足下から腕までビショ濡れである。 冷房の効いた工場の中、濡れた靴下を脱いで乾かしながらの作業となった。 いやはや、何とも凄まじい雨だった。 昨日同様、先月末と同じ様な事を書いた気がするが、 今回は雨台風だったから、ちょっと違うという事にしておこう。 ちなみに昼勤では、3回ばかり停電に見舞われて、 その度にラインを止めて点検する羽目になったそうである。 ご愁傷様、としか云い様が無い。 |
2004年09月30日10時52分51秒 |
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |