金城鐵道有限會社について

『金城鐵道有限會社』とは、自分が趣味の活動、特に鉄道模型を楽しむ上で設立した架空会社であります。
きっかけは、とある鉄道模型雑誌に掲載されていたアイディアでした。曰く、『自分の鉄道模型を運営する会社を持ってみよう』と云うもの。
なるほど、本物の鉄道会社を持つのは夢の様な話ですが、模型の世界ならいとも簡単な話です。しかも自分の思い通りの会社に出来るとあれば尚更でした。
事実、鉄道模型誌には様々なレイアウト（※１）が発表されていますが、それぞれが『○○鉄道』や『○○鉄道××線』等、製作者が思い思いに命名した鉄道名や路線名が並んでいます。

こうして、自分の鉄道模型を運営する会社が誕生するに至りますが、その名称を決めるに当たっては若干の考慮すべき点がありました。

自分は『キングジョー』が好きでペンネームに使っています。
そのネーミングの由来である脚本家、『金城哲夫氏』にあやかって、『金城鉄道』という鉄道名を使おうと考えました。
ところが、既に鉄道模型誌で発表されていたレイアウトの中に、『金城鉄道』という名称があったのです。
考えた挙げ句、『会社』として機能させるに当たって『有限会社』という名称を付ける事で、別物である事を表示する事にしました。
些か姑息な手ではありますが、『金城』への拘りはどうしても捨て切れなかった格好です。

ちなみに、何故『有限』会社なのか、と云えば、単純に『有限会社』の響きが好きなだけであります。
また、最近は自分の好みで『鐵』『會』等、旧字体を使う様になりました。

ともあれ『金城鐵道有限會社』は、今や鉄道模型に限らず、自分のあらゆる趣味活動においての基礎となっています。


※１　模型の線路を敷いた上で、駅、ホーム等の建物や、信号、トンネル、鉄橋等の設備、
　　　山、川、樹木等の情景、人、車等を配置し、本物の様に表現したミニチュア。
　　　いわば箱庭の様なものである。