このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

学術書

『鉄道についての学術』を扱った書籍の紹介です。素人向けから専門書まで、ひと括りにはし難いのですが、広い範囲での『学術書』、と言う意味でご理解下さい。

『鉄道車両メカニズム図鑑』 井原一夫 グランプリ出版


『鉄道』というシステムについて、その概念から車体、台車、走行する原理まで。主に電車中心に図入りで解説しています。
理論は物理中心で、物理系に弱い(その割には理工系大学卒)の自分には結構難解な部分もあります。
メカニズムという、ある意味一般ウケしない部分を解説した書として貴重な一冊です。


『「民都」大阪対「帝都」東京』 原武史 講談社選書メチエ


『私鉄』を中心に花開いた市民文化の町「大阪」と、『天皇』中心に築かれた定刻秩序の町「東京」。
「帝都」東京を凌いだ「民都」大阪が、昭和天皇の行幸を境に変わっていく様を、思想論から描いています。
「大阪対東京」、「私鉄対国鉄」。現代にも通じる対決の一端をかいま見る事が出来ます。


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