このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
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ノンフィクション
『ノンフィクション』を扱った書籍の紹介です。
一括りには出来ないですし、分類違いも多々あるかと思いますが、
あくまでも個人的主観に基づく分類と言う事で、どうぞご容赦下さい。
『日本一赤字ローカル線物語』 長谷部秀見 草思社
国鉄時代、『日本一の赤字線』としてその名を知られた美幸線。
その地元・美深町で町長を務めていた長谷部秀見氏の奮闘ぶりが綴られています。
国鉄再建のあおりを受け、美幸線が廃止されて久しいです。
そして今なお、不採算を理由に廃止されていく鉄道が後を絶ちません。
鉄道とは何か?公共交通とは何か?何故廃止しなければならないのか?
今一度考えさせてくれる一冊です。
『噴火と闘った島原鉄道』 葦書房編
平成2年11月17日、雲仙・普賢岳が108年ぶりに噴火しました。
そのお膝元を走る島原鉄道は、火山灰や度重なる土石流・火砕流に悩まされ続けました。
この本には、実に6年にも及ぶ噴火との闘いの日々が描かれています。
レールを守り続ける事。鉄道員魂の神髄をかいま見る事が出来ます。
『日本鉄道物語』 橋本克彦 講談社
日本の鉄道の歴史を語るとき、その存在を抜きに語れない人物が居ます。
島安次郎と島秀雄です。
父子二代にわたり、鉄道に掛けた技術者魂が克明に描かれています。
『仰天列車 鉄道珍車・奇車列伝』 藤崎一輝 秀和システム
鉄道の歴史において、試作車というものはえてしてとんでもない問題を抱えていたりするもので、
それはそれで『失敗は成功の母』となれば良いのです。
そのとんでもない問題を抱えた列車ばかり集めてみたのがこの本。
中には、そんな問題を抱えていたことすら知られていない車両も取り上げられています。
まさに、帯に書かれている通り、怪作・珍作・駄作・失敗作・問題作のオンパレード。
ちなみにこの本のイラストは、『電車でD』シリーズの作者、清原慎太郎氏が担当しています。
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