このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
『鰐』は動物であります。従って動物園に行けばたぶん観る事が出来ます。
ですが、一概にそうも云えないのです。一般的に動物園にいる鰐は多くても数種類、場所によっては一種類だけとか、鰐すら居ない動物園もあるくらいです。飼育が難しいせいもあるのでしょうか。餌はそんなに与えなくてもいいと思うんですが…(そう言う問題じゃないか)
ならば、沢山の鰐を見たいと思ったら何処へ行けばよいか? それはやはり鰐を専門に飼育している所に勝るものはないでしょう。で、『熱川バナナワニ園』に行ってみましょう。
場所は静岡県伊豆半島の東岸、伊豆急行の伊豆熱川駅を下車してすぐの所にあります。ここには、亜種、交配種を含めて24種の鰐が約200頭飼育されており、種類の多さでは世界一です。種類毎に飼育されている他、数十頭の鰐を放流して飼育している放流池もあり、見応えも充分です。
毎年夏には『ワニっこまつり』と称して、前年に生まれた仔鰐に触らせてもらえるイベントもあります。仔鰐とは云え、鰐の背中や腹に触れられる機会は滅多に無いですから、実に貴重な体験が出来ます。仔鰐に触ったら、証明書も貰えます。
また、5月の端午の節句の時期には、鯉のぼりならぬ『鰐のぼり』が飾られるそうで、季節毎に行ってみたくなる所です。
放流池と言えば、大分県は別府の地獄巡りの中に『鬼山地獄』と言う所があります。ここは、熱川同様に温泉の熱を利用して鰐を飼育している所で、放流池よろしく鰐が沢山居ます。鰐を鬼に見立てて『鬼山地獄』なんですが、家内に言わせれば『鰐山地獄』どころか『鰐山天国』な訳で、一度連れて行ってやりたい所のひとつです。
他にも、福島県の『東北サファリパーク』では、『白い動物のコレクション』というのがあって、その中に『真っ白いアメリカアリゲーター』が居ると聞いていますし、こうして考えてみると、鰐は動物園以外の所にも結構居るものですね。
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |