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1200系

2003年11月1日 宇治山田駅にて撮影

1200系は前年に大阪線に投入されていた1400系の2両編成版として、昭和57年に名古屋線に導入された車両です。1200系の仕様は編成数の違い以外は1400系とほぼ同じで界磁チョッパを採用している。志摩線がワンマン化される以前は主に4両編成の車両と編成を組み、急行運用に就いていた。

 

2004年12月3日 津駅にて撮影

当初2両編成として登場した1200系だが、1211Fと1212Fは2430系と編成を組み4両編成の車両として活躍している。この編成は名古屋方に2430系、中川方に1200系が連結され、車体の形状の違いから一目瞭然だが、どの様な経緯で製造年も制御方式も違う両車が編成を組むことになったかは不明である。

 

2004年3月29日 宇治山田駅にて撮影

元々、急行運用中だった1200系に転機が訪れたのは志摩・鳥羽線のワンマン化が行われた時だ。志摩線系統には1810系が主に運用されていたが、残りの寿命の短い1810系はワンマン改造されず、1200系の初期車と1230系の一部にワンマン改造が施され、志摩線系統の普通は全て1200系と1230系で運用されることになり、ワンマン路線ながら普通列車の省エネ化率100%の路線となっている。

 

2000年7月9日 宇治山田駅にて撮影

ワンマン改造が行われるまでの1200系初期車には様々な興味深い部品が取り付けられていた。台車には1200系が製造される前年に廃車が開始された往年の名車2250系の台車が1つずつ流用されていたり、写真にある様な側面の種別表示灯も他の系列よりも後まで残っていた。しかし、ワンマン改造の際に台車は通常の物と取り替えられ、種別灯は方向幕に変更されてしまった。

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