このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

その他
宝塚新温泉・パラダイス
宝塚新温泉入浴券 宝塚新温泉パラダイス座布団券
宝塚風景絵葉書 宝塚新温泉
 明治44年(1911年)、宝塚新温泉の営業が開始され、翌明治45年(1912年)に宝塚新温泉内に娯楽施設「パラダイス」が開館しました。大正3年(1914年)からは余興場にて歌劇の上演が開始され、大正8年(1919年)には歌劇場が完成しますが、最初のパラダイス、歌劇場は大正12年(1923年)1月に焼失しました。
 焼失から7ヶ月後の大正12年8月にパラダイスは復活。翌大正13年(1924年)には宝塚大劇場、大正15年(1926年)には宝塚ホテルも開業し、それ以降の宝塚の発展は皆さんのご存じのとおりです。
 上の絵葉書は阪神急行電鉄株式会社が発売した「
宝塚風景絵葉書」12枚セットのうちの1枚で、昭和初期の宝塚新温泉の全景が写っています。
宝塚新温泉 大人入浴券宝塚新温泉 パラダイス大人座布団券
 画像左上は大正初期に発行されたと思われる、宝塚新温泉大人入浴券です。ひとり金5銭となっています。
 画像右上は大正7年(1918年)に発行された、宝塚新温泉パラダイスの大人座布団券です。ひとり金10銭となっています。施設の切符ですので、通行税は当然課税されていません。
 下は宝塚風景絵葉書」の1枚で「宝塚新温泉大広間」の絵葉書です。賑わっている様子が見てとれます。
宝塚風景絵葉書 宝塚新温泉大広間
 下の絵葉書は昭和6年(1931年)に宝塚の新遊園地が完成したときに阪神急行電鉄が発行した絵葉書です。
 (上の「宝塚風景絵葉書」のなかの1枚ではありません。)
三倍になった宝塚新温泉全景
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