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阪急バスの前身にあたる阪神合同バスの昭和5年ごろの回数乗車券表紙です。
阪神急行電鉄は浜芦屋や香櫨園などで直営バス路線を経営していましたが、阪神合同バスを傘下にしたのちは直営の路線を阪神合同バスに移管しました。
右上が昭和5年ごろの阪神合同バスの営業路線略図です。現在の国道171号線にあたる西国街道だけでなく、当時、競争関係にあった阪神電気鉄道の領域ともいえる甲子園や西宮本町、西宮戎神社にも路線を伸ばしていました。
下は回数乗車券の裏表紙に印刷された「阪急貨物自動車」の広告です。 |
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画像上は昭和15年ごろの阪神合同バスの回数券表紙と回数券片です。
社章がHGBの3文字を模ったものになっています。22区 金1円となっていますが、22区というのは複数区通用対応という意味で、5銭の1区券が22枚(22区分)綴じられているということです。
券片は上が大人用、下が小児用です。大人用は真ん中に社章を配し、背景は地図のような図柄となっています。小児用は真ん中に社章を配し、放射状にバスの図柄となっています。 |
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画像左上は表紙裏に印刷された阪神合同バスの営業路線略図です。昭和14年(1939年)に尼崎から伊丹、宝塚、有馬方面の路線を有していた宝塚有馬自動車(宝有バス)を吸収合併したため、昭和5年ごろの路線と比べ、尼崎市内や宝塚、名塩、山口、有馬方面に路線網を拡大しています。
画像右上は裏表紙です。当時、宝塚から有馬温泉までバスで30分、運賃が往復で1円50銭だったことが分かります。
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画像上は阪急夙川と香櫨園海水浴場間の阪神合同バス片道割引乗車券です。阪神急行電鉄の普通乗車券と似た様式となっていますが、残念ながら年代が特定できません。
右上は昭和13年に阪神急行電鉄が発行した沿線案内です。浜芦屋海水浴場や香櫨園海水浴場へ阪神合同バスの路線が伸びているのが分かります。 |
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