このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


TakarazukaRailroadClub宝塚レールロードクラブ 


HO Scale 16.5mm Rail

レールは、鉄道模型には必需品です。最初に選んだ1本こそが各自の
将来発展するレールシステムアップ時の基礎となる重要な選択となります。
国内外で販売されている16.5mmのレールは、たくさん有りますが、
ここではHOゲージを始めてみようと思う方の為のアドバイスとして
国内で入手出来る数種類をピックアップし、短所や長所などの感想を、
個人レベルで書いてみたいと思いますのでご容赦くださいませ。


各社のレールを写真左側より簡単に説明致します。



エンドウ ニューシステム線路

国内16番向けレールの決定版エンドウ ニューシステム線路です。
長所はコート゛100レール?位のワンピース構造の高耐久性と、カッチリとしたジョイント部で、
金属車輌などの重量級の使用にもビクともしない頑丈な線路で、お座敷運転には最適です。
レールの太さや、枕木の並び、大きさから、狭軌風に見える素晴しいレールデザインです。
短所は、国内の一部の専門販売店でしか入手出来ない為、地方での購入は難しいです。
バリエーションラインナップは少なく複線までしか出来ません、ポイントなどの価格も高価です。




KATO 旧UNI TRACK
 

KATO旧ユニトラックはすでに販売終了していますが、
中古品などで今でも見かけることが有りますので参考までに・・

特長は、凝った造りの2ピース構造で見た目の良さと新ユニトラック互換性が有ります。
短所は、ジョイント部で、Nゲージレールと共通の為コート゛80レール?位で、電圧降下も激しいです。
道床に固定レールをはめ込んだ2ピース構造上のネジレとタワミ、犬釘などの耐久性に問題が有ります。
凝った造りのコストと耐久性の問題で廃盤になったおもわれます?



KATOユニトラックの、新旧レール


KATO NEW UNI TRACK 

新ユニトラックは国内で最もユーザーの多い、トータルバランスの良い線路だと思います。
長所は販売店で最も入手しやすく、 入門セットや豊富なバリエーションラインナップを誇ります。
ワンピース構造に変更になりネジレとタワミも無く良好です。海外へも輸出している為ロープライスです。
ジョイナー材質変更とレールの材質変更したのか?電圧降下はマシになりました。
短所は、ジョイント部で、Nゲージレールと共通の為コート゛80レール?位ですが、
一部の金属車輌などの重量級の使用には多少の不安が残るが、それ以外は全く心配は有りません。




Bachmann E-Z Track

舶来製品で国内ではあまりメジャーでは有りません
長所は、バリエーションラインナップは豊富で、価格も安価です。耐久性も良いです。
短所は、国内のほんの一部の輸入販売店でしか入手出来ません、
ジョイント部の取り扱いが特殊でジョイナーはあまり良く有りません




固定式線路

国内では昔から普及した、枕木とレールだけの道床の無い線路
長所は、安価で、ポイントの種類が豊富で、自由に曲がるフレキシブルレールなども有ります。
レイアウトの作製には最適で味付けは、ユーザーの腕次第で想いのままです。
短所は、販売店が少なく、ポイントの設置には、左右共に通電状態になる為、
レールにギャップなどの処置をしないとヤードなどに列車を留め置く事は出来ません、
列車の通過の振動などでジョイントが緩んでくるのでお座敷運転には、あまり向いていません。




金属道床式線路

(↑写真はエンドウ製ニューシステム線路です。)

エンドウとカツミが製造したお座敷向けレールで昔から普及した、金属を一体プレスした枕木と道床で、
レールを金属の爪で止めている金属道床線路です。長所はとても頑丈で大型車走行でもビクともしません。
しかしレールそのものを金属の爪で止めている事が災いし、+−がショートしやすい欠点を持っています。
今でも中古品で出る事が多く、種類も豊富でポイントなどでも安価で入手する事が可能です。
カツミからは現在エンドウ製ニューシステム線路と接続出来るジョイントレールを発売しています。




2007.5.24作成

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