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103系

103系はオールM車の101系をベースにT車を入れた形体で登場、1964年(昭和39)に山手線に投入され、国電の顔ともいうべき車両に成長した。京阪神地区では1968年(昭和43)に阪和線に最初に投入、大阪環状線、桜島線、東海道・山陽緩行線、片町線、関西本線と次々に投入された。福知山線塚口までの電化完成により、福知山線にも投入されたが、JR化後には207系の導入により、片町線、東海道・山陽緩行線、福知山線からは現在姿を消している。また岡山地区や広島地区にも進出したり、ワンマン改造など諸改造を施した播但線や加古川線用の103系もある。ここではJR西日本の103系のみを取り上げた。(広島地区はなし)

103系トップナンバー

大阪環状線時代のトップナンバー編成。現在では321系の増備で201系が大阪環状線に進出したあおりをうけてスカイブルー色を纏い、日根野電車区に転属している。なおこのトップナンバーは試作車も名乗っていたが別もので、量産でのトップナンバーとなっている。しかし阪和線へ転属し、2011年に廃車された。

2007年2月、福島にて

103系高運大阪環状

高運転台車の103系。最近は201系の大阪環状線と大和路線への導入に伴い、大阪環状線の103系は高運転台が多く転入してきている。

2007年2月、大正にて

103系スカイブルー阪和線

まだまだ103系が元気で働く日根野電車区の阪和線103系。分散式クーラーや戸袋窓存置車などバリエーションも多い。

2007年2月、浅香にて

103系うぐいす

大和路線の奈良電車区の103系はうぐいす色を纏い、6両編成と4両編成がある。201系の奈良電車区への投入で、6両の103系は数を減らしている。4両は奈良線メインで重連で大阪環状線への運用もある。

2007年5月、東部市場前にて

ウッドペッカー

桜島線(JRゆめ咲線)では6両編成の103系が受け持つ(線内運用)が、すべて延命工事施行車でUSJ関連のラッピングをしている。画像はウッドペッカーのラッピング編成。

2005年1月、安治川口にて

103系加古川線

先頭車化改造された際、従来の103系の顔と趣が違う顔になった加古川線電化用の103系3550番台。すべて体質改善N40車で揃っている。

2007年3月、厄神〜市場間にて

103系のさまざまな画像集

走行線区などコメント
大阪環状線体質改善N40低運転台車 1997年に新車と見間違えるぐらいに工事を施した体質改善N40車。第一弾は低運転台車であった。しかし画像の車両も日根野区へ行っている。画像は1998年12月、大正にて
大阪環状線体質改善N30車 体質改善N40より工事の内容が省略された車両で、グロベン撤去や車番の西日本書体などでわかる。先頭のクハは窓が一枚窓になっている。画像は2006年2月、大正にて
大阪環状線混色編成 1ユニット(2両)を奈良電車区のうぐいす色と森之宮電車区のオレンジを差し替えて発生した混色編成。2010年から2011年3月改正まで環状線を走った。画像は2011年2月、桜ノ宮にて
大阪環状線全通50周年記念HM取り付け車 2011年10月〜2012年3月まで201系とともにとりつけられた「大阪環状線全通50周年」のHM取り付け車。画像は2011年10月、桜ノ宮にて
大阪環状線「キン肉マンHM」取り付け車 体質改善車のTc103 827〜Tc103 834の編成に「キン肉マン」HMが取り付けられた。画像は2012年7月、野田にて
阪和線白帯を纏った103系 一時期阪和線では白帯を纏った103系が見られた。画像は1999年5月、浅香にて
阪和線関空開業10周年記念HMつき103系 2004年9月に関空開業10周年を迎えるに伴い、記念のHMが取り付けられた。画像は2004年9月、浅香にて
オレンジのまま阪和線を走る103系 2011年改正で増発された関空・紀州・大和路快速が大阪環状線に入線したため、余剰となった103系が塗色を変更せずに阪和線に入線した。画像は2011年11月、杉本町〜浅香間にて
奈良線を走るクモハ103-2500 1989年の片町線全線電化に伴い改造されたクモハ103-2500番台。現在は少数で奈良、日根野、広島にいる。画像は2004年4月、稲荷〜東福寺間にて
大阪環状線を走るうぐいす色103系 奈良電車区のうぐいす色103系は6両および4両があるが、大阪環状線に乗り入れる車両は4両の重連である。2006年3月改正からは4+4で昼間に環状内回りの運用に就いている。画像は2006年11月、大正にて
おおさか東線の試運転をするうずいす色103系 2008年(平成20)3月開業のおおさか東線で試運転を実施の奈良電車区うぐいす色103系6両。画像は2008年1月、久宝寺にて
奈良線を走る103系 奈良線の103系単独運用。2011年10月、黄檗〜宇治間にて
福知山線用カナリア色103系 福知山線塚口までの電化開業で導入された103系には関西では初のカナリア色が導入された。しかし福知山線における103系の末期にはカナリア色は全滅、すべてスカイブルーに変更された。画像は1999年8月、塚本にて
東海道〜福知山線スカイブルー103系 カナリア色からスカイブルーに塗色変更された103系は短い間で東海道〜福知山線の運用離脱をした。画像は2003年5月、新大阪にて
桜島線USJラッピング車、スパイダーマン 桜島線の103系は現在、USJのラッピング車ですべて体質改善N40車で揃っている。なおこの編成のみ桜島方が低運転台となっている。画像は2004年8月、ユニバーサルシティーにて
桜島線USJラッピング車、セサミストリート 2003年4月に登場したセサミストリートラッピング車。画像は2004年9月、ユニバーサルシティーにて
播但線用103系3500番台 1997年の播但線姫路〜寺前の電化開業に備えてワンマン対応改造を施した車両ですべて体質改善N40で揃っている。画像は2004年4月、姫路にて
山陽本線岡山地区の103系 かつては岡山地区にはマスカット色の103系がいたが、最近ではアーバン線区から駆逐された103系が走っている。画像はスカイブルー色の和気ゆき、2007年4月、高島にて
試運転 2005年4月の福知山線脱線事故により車両の不足によりJR東日本より103系8両を購入、各地へ配属となったために試運転はさまざまな色で行われた。画像は2005年8月、塚本にて
試運転 奈良電車区のうぐいす色103系の吹田工場出場の本線試運転。2009年2月、島本にて
回送 2010年1月に奈良電車区と森之宮電車区の103系1ユニットずつを交換、オレンジとうぐいすの混色が発生、奈良電車区配置の編成が方転が必要になったことから、北方貨物線経由の回送が運転された。2010年1月、大阪にて
回送 2011年3月改正で余剰となった103系の混色(スカイブルーとうぐいす)の廃車回送。2011年6月、新大阪にて

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