このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
さとうきび畑 (制作…08.5.10)
1969(昭和44)年に森山良子さんのアルバム“森山良子カレッジ・フォーク・アルバム No.2”に収録されています。
ここではロング版(正式の歌詞)と演奏で紹介します。 (この伴奏は、教育芸術社「歌はともだち」にあるものです)
作詞、作曲…寺島 尚彦 演奏時間…9:15
合唱難易度 同声2部…-、 混声3部…-
JASRAC作品コード… 036-1066-7
1、ざわわ ざわわ ざわわ 広いさとうきび畑は
ざわわ ざわわ ざわわ 風が通り抜けるだけ
今日も見渡す限りに 緑の波がうねる
夏の日差しのなかで
2、ざわわ ざわわ ざわわ 広いさとうきび畑は
ざわわ ざわわ ざわわ 風が通り抜けるだけ
昔 海の向こうから 戦(いくさ)がやってきた
夏の日差しのなかで
3、ざわわ ざわわ ざわわ 広いさとうきび畑は
ざわわ ざわわ ざわわ 風が通り抜けるだけ
あの日 鉄の雨にうたれ 父は死んでいった
夏の日差しのなかで
4、ざわわ ざわわ ざわわ 広いさとうきび畑は
ざわわ ざわわ ざわわ 風が通り抜けるだけ
そして私の生まれた日に 戦の終わりが来た
夏の日差しのなかで
5、ざわわ ざわわ ざわわ 広いさとうきび畑は
ざわわ ざわわ ざわわ 風が通り抜けるだけ
風の音に 途切れて消える 母の子守歌
夏の日差しのなかで
6、ざわわ ざわわ ざわわ 広いさとうきび畑は
ざわわ ざわわ ざわわ 風が通り抜けるだけ
父の声をさがしながら たどる畑の道
夏の日差しのなかで
7、ざわわ ざわわ ざわわ 広いさとうきび畑は
ざわわ ざわわ ざわわ 風が通り抜けるだけ
知らないはずの 父の手に抱かれた 夢を見た
夏の日差しのなかで
8、ざわわ ざわわ ざわわ 広いさとうきび畑は
ざわわ ざわわ ざわわ 風が通り抜けるだけ
「お父さん」って呼んでみたい お父さんどこにいるの
このまま緑の波に 溺(おぼ)れてしまいそう
夏の日差しのなかで
9、ざわわ ざわわ ざわわ けれど さとうきび畑は
ざわわ ざわわ ざわわ 風が通り抜けるだけ
今日も 見渡す限りに 緑の波がうねる
夏の日差しのなかで
10、ざわわ ざわわ ざわわ 忘れられない悲しみが
ざわわ ざわわ ざわわ 波のように押し寄せる
風よ 悲しみの歌を 海に返してほしい
夏の日差しのなかで
ざわわ ざわわ ざわわ 風に涙は乾いても
ざわわ ざわわ ざわわ この悲しみは消えない
2部合唱でも十分使えます。ただ、長い曲なのでどこかを省略することになるでしょう。
戻ります
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