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中央本線 旧線 (鳥沢〜猿橋)  その3             


2009年 12月24日 訪問

やべ〜〜〜

編集が・・・訪問の10ヵ月後に行われるとは・・・

 

さて、今回は

前回の続きの第二富浜トンネルの西側(塩尻側)の坑門付近から紹介します。

 

編集 全 T樫です。

 

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  さて、怪しい分かれ道。とりまの下に行く道を進もうとしよう。

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  おっ! レンガ造りの橋と隧道!!

 まさか、いきなり富浜トンネルの西側の坑門か??

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  いや、ただの水路橋だった。しかし、コレはコレでかなり古い水路だろう。総レンガ造りで、かなり年季が入っているように見える。

 ただ今回は、中央本線の旧線を廻るのが、目的なので深入りはやめておいた。

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  といっても名残惜しいな〜〜 なんか、機能性の他にデザインを重視していて素晴らしい。美しいアーチと側面だ。

 さて、富浜第二トンネルの西側坑門を探すべく前に進もうとしよう。ま〜この水路橋は、予知しなかった物件だったので良い発見だった。

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  う〜〜ん。道が無いな〜〜おそらく、先ほどの分岐は、左でなく右であったのだろう。

 さぁ、分岐に戻って、の上に行く道を進むこととしよう。

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  おっ 右の道は調子がいいぞ。

 あまり高低差なく、軽トラ一台分の轍を保ちながら沢を入っていく。

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  来た。橋台だ!

 お〜やっと見つけた。これを登れば富浜第二トンネルの西側の坑門が待っているだろう。ま〜そりゃそうだが、橋は架かっていなかった。残ってたらもっと有名な旧線になってただろう・・・

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  橋台の奥(北)には、中央自動車道の橋が高いところに見えた。無機質なコンクリートの橋でなく、トラス橋って所が、開業年数がそれなりに経っている中央自動車道っぽくて好きだ。

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  とりま、左に目を向けると・・・

 高ーーーい橋桁があった。やべーーな。沢山の量の石が積まれている。橋桁の高さに対する橋桁の厚みが薄くて いいわぁ〜〜 橋が架かってたらかなり熱い廃線だったどろうに。

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  橋台の上によじ登り。旧線敷きに上陸。季節柄か、路盤の藪は、まったくなくかなり歩きやすい状態になっていた。まさか、今も管理されていて、草刈が行われているわけではないだろう。おそらく。

 坑門は、明治製らしくがっちりした構造だ。デカイ石と小さいレンガで構成されているのが美しい坑門だ。

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  上の画像の所から振り返ると、橋がなく旧線敷きが木々の中に突っ込んでいる。

 よく見ると、第二富浜トンネルの次の宮谷トンネルが見えるが、この画像だと分かりづらい・・

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  そして、侵入〜〜 ま〜立入禁止の看板ないし、有刺鉄線も無く、楽々侵入した。

 この富浜トンネルの東側(新宿側)は、一個前の回で紹介したが、埋められている。とりま、隧道が埋められている場所まで進むことにしよう。

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  綺麗過ぎる・・・ 隧道の壁の崩壊もまったく見られないし、路盤も平らでかなり歩きやすい。隧道の表面は、下半分は大きいめの石と、上半分は小さめのレンガの2種類で構成されていて美しい。

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  う〜〜ん なんだコレ。今の自分の知識では、分からない。なんだろ??ただの、板?じゃないよね??

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  結構暗くなってきた・・・ 山岳のヘッドライトとか持ってくればよかったな〜 しょうがない行ける所まで進んでいこう。山の感じから隧道が埋められているのは、そこまで遠くはないだろう。

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  毎度お馴染みの待避所だ。毎回隧道に潜ると待避所を紹介している。やっぱ、隧道に横断面に対して、待避所と縦断面のアーチが、美しく好きだ。

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  やべぇ、なんも見えない。そして湿り気を帯びてきた。一人でなく仲間と潜ってたら、まだガツガツ行けたが、一人だからな〜〜〜

 ただ、ここまで崩落などが無いのが凄いと思う。

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  うん。埋められてる。崩落かもしれないが、隧道上部が崩壊していないので、人工的に埋めたのだろう。さて、富浜第二トンネルから抜け出し、宮谷トンネルに向かおうとしよう。

 さて、第二富浜トンネルを去り、次の宮谷トンネルへ向かおう。

 

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  第二富浜トンネルの西側の坑門から谷の向こう側に、宮谷トンネルの東側の坑門が見えている。坑門まで近づこうと思ったが、なんせ谷の向こう側であるのと、それらしい道が見あたらず、一人で来ていたので今回はやめておいた。次回複数人で行き、東側坑門まで向かいたいと思う。

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  東側坑門が無理そうなら西側坑門に向かえばいい思い。国道20号線で西に向かった。

 画像は、おそらく宮谷トンネルの西側の坑門があるであろうと予測した斜面だ。コンクリートで大半が固められている・・・ ただ、画像左側の草地部分が怪しいと思い、向かうことにした。

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  垂直には絶対登れないので、上の画像の右カーブする道は登っているのを利用して、草地の部分に一番近いコンクリートの凸部分が、登っている道路と同じレベルになる所から、水平に進むことにした。

 画像はそのコンクリートの凸部分。それなりに足が置けるので進めないことはない。

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  さすがコンクリートの斜面。遮るものが無く遠くまで見通せる。

 画像中央の屋根が付いている構造物は、先ほど紹介したレンガ水道橋からのびる水路だ。一瞬、廃線跡かと思いビクッとした。

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  赤のラインで示した部分は、旧線の築堤があった部分だ。今は更地になっているが、一歩遅かった感じだ。今でこそ更地だが、将来、コンビニや住居が建ち旧線の面影が無くなってしまうのだろうか・・・

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  ま〜〜宮谷トンネルの西側坑門に向かうとしよう。

 とっ 思ったが 怖い 恐怖心だけならまだいいが、国道20号線から 自分がコンクリートの壁に張り付いているのが丸見えで、通報や注意がされかねないので、今回は、宮谷トンネルはあきらめることにした。

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  下界に降りた。 先ほど書いた旧線の築堤が壊された土地だ。 さて塩尻方面み向かい旧線敷きを進もうとしよう。

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  旧線敷きを進み振り返ってから撮影。 それにしても広い。この更地がすべて、築堤になっていたのだろうか?単線の幅を確保して築堤を造るとかなり高い築堤になってしまう・・・ どんな築堤だったが見てみたかった・・・

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  上の画像から振り返ると大原隧道の坑門が待っていた。

編集 全 T樫

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更新日時 2010年 10月30日

 

 

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