このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
足摺宇和海国立公園
足摺と言えば足摺岬の灯台を思い浮かべるが灯台以外にもすばらしい所がある。ここではそんな隠れスポットを紹介します
大堂海岸(おおどうかいがん) 高知県幡多郡大月町
高さ120〜140mの断崖が十数kmに渡ってそそり立ち、白っぽい花崗岩の断崖と紺碧の海とのハイコントラストが魅力。
この圧倒的ダイナミックな景観美は四国内では足摺を抜いてトップだと思うのは私だけではないだろう。
県道43号線は最近整備され立派な2車線だが展望台入り口を過ぎた所から数キロに渡って拡張の工事中なので大型バスなどの通行は無理だろう。
H.23.3月に訪れた時は伯島トンネルが開通して伯島まで二車線の快適なドライブウエイとなっていました。
これで大型観光バスの乗り入れも出来、観光客も増えると思います。
見落としやすいが大堂トンネル手前、右側に旧道の入り口がある。 道幅狭く、通行困難だが是非この道をお奨めします。(地図上の現在地)
大堂海岸展望所Aより
紺碧の海と白い花崗岩の断崖が続くハイコントラストの絶景!
大堂山展望台B
ここからの眺めは四国随一だと思っています
大堂海岸の中ではダントツの360度大パノラマ。ここからの眺めは圧巻の一言。
沖に見えるのは沖の島
展望台より望遠で伯島大橋を撮ってみました
奥の橋が旧伯島橋
伯島の海岸へ降りてみました
透明な海水、魚が多く泳いでいました
大堂海岸
柏島磯釣りやダイビングスポットとして有名で「釣りバカ日誌」の撮影現場にも使われたそうだ
潮流の関係で伯島周辺には千種類の魚が群生しているそうで全国の有名な水族館の殆どがこの場所から送られているそうです
展望台近くのお猿公園
この公園より観音岩登り口まで続く遊歩道はおよそ30分断崖絶壁に沿って進む雄大でスリル満天のコース
難点は公園近くでは猿の集団に囲まれますから相手をしないで無視しましょう(笑)
左・観音岩紺碧の大海原にそびえ立つ観音様そっくりの姿をした30mの大岩。
展望台Cより
展望台Dより
波による浸食作用で削られた海岸 洞窟もあるのではなかろうかぜひ海上からも眺めたいものだ
滝といっても水が流れているわけではありません。この地域の方言で、断崖のことを「ガケ」とか「タキ」と言います。
昔、島守りに恋した盲目の美女お万が、恋する人の役目を大事に思い、ここから約120m下の海へ身を投じたと言う伝えがあり、
この悲恋を悼んで、いつしか誰からともなくお万の滝と呼ばれるようになった (案内板より)
左・お万の滝上部、展望台Cより 右・お万の滝(約120m)三角形の山の頂上が展望台C
右・遊歩道 断崖絶壁の上にある遊歩道からの眺めはスリル満点で素晴らしい。一応手すりは付いてはいるが所によって
無い箇所もあるので観光客などが押し寄せた場合このままでは済まされないだろう。老人や子供などはとても危険だ。
左・写真中央付近に白っぽく見えるのが展望台C 白っぽい手すりが遊歩道で尾根伝いに展望台まで延びている 右・遊歩道
四国中央市から足摺は四国内では一番遠い所。高知経由と松山経由があるが、どちらとも似通った距離で微妙な所。
この日は四国中央市−松山ー宇和島ー宿毛ー高知市内ー四国中央市と計520kのハードスケジュールだったが大堂海岸の絶景には疲れも吹っ飛んだ。
現在(平成27年)の大堂海岸の地図です。 B展望台、猿の公園への山道は狭いですが車と出会うことは殆んどないでしょう
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