このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

大林宣彦監督による観音寺市内の高校を舞台にした青春映画だ。

夏休みにロックバンドの練習を兼ねてキャンプに行くシーンがある。

設定では徳島県の祖谷川になっているが実際のロケ地は四国中央市金砂町旧久保ヶ市小・中学校前の中の川で撮影されたと最近知った。

斎場でのシーンは旧川之江斎場を使って撮影が行なわれたのは知っていたが久保ヶ市での撮影は聞いた事がなかった。

ベンチャーズファンの私としては幾度となく見ているが全く気付かなかった。早速LDを引っ張り出し数年ぶりに見る。

最近はBSハイビジョン放送ばかりなのでLDの画質はよけいに悪く見える 。一昔前の遺物だが音質に関しては音に厚みの無いBSに対し中低域のタップリした図太い音だ。

ベンチャーズサウンドがガンガン飛び出してくる。映画のワンシーンをスクリーンに写しそれをデジカメで撮ったのと実際に現地で撮ったのを比べて見た。

甲斐野宮橋

甲斐野橋を渡った右手が久保ヶ市小・中学校

橋より見た川原

■解説(LDより)

 「ふたりの」大林宣彦監督が贈るエレクトロリック・リベレーション・ムービー
いつに時代にも十代の最も多感な時を過ごした記憶は誰もが持っているはず。
その記憶を、エレキギターが一世を風靡した時代を舞台に、、元気いっぱいに描いた大林宣彦作品。

 舞台は四国、香川県の観音寺。 主人公は観音寺第一高校に入学したばかりの男子五人。彼らのうちの一人が、ある日ベンチャーズのギターサウンドに「デンデケデケデケ〜」とヘビーにダイナミックに啓示を受け、バンド結成を決意する。

楽器を買うためのバイト生活。 手作りのアンプを使っての基地や川原での練習そして文化祭での演奏。
 自分が一番夢中になれる物を見つけ、その実現に向かって、ひたすら突き進む五人の姿は、観る側を元気百倍にしてくれること間違いなし!!

原作は九十年度文藝賞を受賞、翌年の第105回直木賞にも選出された芦原すなおの同名小説。 石森史郎がシナリオ化し、大林宣彦監督がメガホンを取った。
 

斎場でのワンシーン

市内金生川沿いに在った旧斎場
現在は製紙会社の駐車場になっている
奥にあるお墓でそれらしき跡と判る
映画では対岸から撮ったと思われる


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現在、古い家は取り壊されログハウスが建てられています

映画のシーンと同じアングルで撮りました

久保ヶ市
「青春デンデケデケデケ」

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