このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

芸予要塞小島

今治市波止浜観光休憩所に駐車し、自動販売機で切符を買い、来島→小島とわずか10分余りで着く。
波止浜港には大型の貨物船やタンカーが多い。私はここへは初めて普段見慣れない光景に思わずシャッターを押した。

小島(おしま)と芸予要塞跡(案内板より)

来島海峡の中央に位置する小島は、周囲約3km、標高100mの島で、来島海峡の観潮や海水浴、キャンプ、磯釣などで親しまれています。
 小島はまた芸予要塞の地でもあります。明治時代の沿岸要塞跡として完形に近い形で保存されていて、砲台跡や兵舎跡、弾薬庫跡など、
山中各所に配置された施設は大半が往時の形が残る、歴史的な近代遺産として貴重な史跡といえます。

 小島砲台は、明治31年(1898)の陸軍省告示を経て、工事に着手され、完成までに5年の歳月と、当時の30万円という巨費を投じて築造されました。
日露戦争ではその主砲が旅順攻略線に使用されたといわれています。

 その戦後術は艦船・航空機重視に変化し、要塞の見直しから、大正13年(1924)に芸予要塞の廃止が決まり、昭和2年(1927)波止浜町に払い下げられ現在に至っています。

島内には道案内の地図は船着場にあるのみ  初めて訪れる方は是非この地図を持参ください(スパーマップル・デジタル使用
グループなどで訪れる際、ボランティアの方が島内を案内してくれるサービスがあるそうだから観光協会に一週間前までに予約をするとよい

空から見た中部砲台跡(NHK・BShi)

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