このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

                   1.佐々連横掛け道 地獄と天国


昨年の6月、中之川より土佐峰に上がり 帰途時、地点より西方面(中川峠)へ歩いた道が後に新宮馬立からいっぷく峠経由佐々連鉱山へと続く道の一部と知りました。
後日、私単独で地点より新宮方面に向かったがB地点で道を見失ってしまったが後に途中から全く違う道を歩いていた事が判りました。

今回いっぷく峠が縁で知り合った佐々連さんと新宮から地点を目指すことにしました。
地点〜番まではリンク仲間のグランマーご夫妻さん達も歩かれているのでここまでは「まァ」何とかなるだろうと高を括っていたのだが実際はとんでもない所だった。
特に番(シャクナゲ尾根)〜番間が道は殆んど消え 急斜面で一瞬たりとも気が抜けない危険な場所 おかげで写真など撮る余裕などありませんでした。

間-地獄  〜橡尾山間-天国 題して佐々連横掛け道 地獄と天国


AM 11:16

ついにたどり着きました 中之川からカガマシ山への登山道分岐点です
今日の後半地点から地点は私の予想に反し、道はハッキリと踏み跡も在りました
この場所から先は次回として 帰途はカガマシ山経由としました
当然今来た道を引き返すなどとは到底、考えれん!

AM 9:51

前の写真から1時間経っている 確かこの間だったと思うのだが目の前の光景に絶望的になった場所があった

見上げても見下ろしても崖に近い急斜面が続き横切る場所が無い!
今さら引き返す気力も無い
心を落ち着かせよく見ると斜面に片足幅の一筋の線が見えた 「これだ!」
慎重に一歩ずつ進む
体を支える物が無い ピッケルがあるとよいのだが…

何とか渡り終え 続いて佐々連さんもクリヤー

PM13:38

地点まで引き返し下山開始
から分岐点までの道は急斜面の上に捕まる木が少ない
冬期にもう一度訪れたいと思っていたがこれじゃあ無理

カガマシ山山頂 PM12:27

立て札が無ければ山頂とは判らないカガマシ山
ここで昼食

AM 10:58

見覚えのある光景です
後で解ったのですが7月に訪れた場所だと判明しました
前方の伐採跡は中之川、黒臓だと思います
と言うことは今日のゴール地点も近いという事

AM 10:27

谷の側に使用されてない作業小屋?が在りました

AM10:17 

カガマシ山へ続く尾根と思われます
しっかりとした踏み跡もあるが山頂まで上がる事ができるのか?

AM 9:58

6地点から数十メートル進んだ所です 
橋も架かっている 「ヤレ、ヤレ」

AM 9:55 3ツ足山から続く尾根

グランマーさん達も制覇した地点にやっとたどり着きました
この場所までは楽勝と思っていた私が甘い考えだった

一体これから先もどんな場面が待っているのやら…

しゃくなげ尾根 AM 8:40

快適なのはここまで これから先は悪夢の始まり
9割がた道らしい道は無いと言っていいだろう
 

AM 8:24

快適!歩きやすい この程度か…

橡尾山登山口 AM 7:48

分岐点 AM 8:08

写真には写っていないが左手方面へも道が続いていた
この道が土佐街道に続いているのではないか?

下の画像は実際に眺めた感じになっています。 正に横掛け道 ほぼ水平に佐々連まで続いています。
中之川の住人の方に聞くと 当時は「ほ道」つまり「歩道」とよんでいたそうですが もう1つ納得がいかない。数人の方に聞いたがやはり「歩道」と呼んでいたそうだ。
また新宮からの入り口の場所はハッキリしないが土佐街道から続いているそうで 弁当持参で早朝に新宮を出発すると佐々連に着くのは夕方近くになったそうです。

私もいずれ全ルートを歩きたいと思い できれば1日で全線制覇と行きたいが…。

AM 8:57

この朽ちた巨木の下を潜るのも目印の1つ
こんな場面のように心に余裕のある時で無いと写真を撮る気がしない

AM 11:42

この場所から尾根が山頂までほぼ水平に続いています

AM 11:40

北側方面です

登山口へ14時11分到着

新宮から佐々連へと続く横掛け道(通称歩道)は正に地獄の歩道、それとほぼ平行にカガマシ山〜橡尾山続く稜線は天国の道、と言うことで地獄と天国
春に残りを再挑戦し 全線開通と思っています




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橡尾山山頂 PM13:21

カガマシ山同様見晴らしが悪い

PM12:46

山頂から少し下った所からまたしても道が水平に続いている
前半の緊張感が一気に取れ食後と言うこともあり眠たくなる

ふと見ると「居眠り注意!」の看板が…「あるわけない!」

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