このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
雪の法皇スカイライン 2月1日
今だから話せる私が若し頃(30代)、当時はスカイラインへの入り口は長谷寺からのみ、道路も堀切まで抜けてなてく
木々も殆んど無く、見通しが良いためバイク仲間と良く攻めた法皇サーキットへ いやスカイラインへ
雪が降りしきる中、過去の想いを胸に法皇スカイラインへ向かう
本来なら翠波高原、雪の絶景を狙って来たのだが思わぬ展開に
法皇トンネル金砂側へ出た所の水ヶ滝
翠波高原へ向かいます
の
翠波高原 山頂駐車場 雪の深さは10cm位
北側、市内方面は全く見えません
望遠鏡も寒さで涙が凍っている 寒いなかご苦労さんです
雪の翠波神社へ
いぬ公が「さむーい!ワン!」 睨まれた
眼下に広がる雪の金紗湖を狙ったのだが…全く見えん
写真は数年前の10月に撮影
スカイラインの様子 積雪10cm以上はあると思います
市民の森を過ぎ、下りが続く堀切り手前近くで思わぬアクシデント!
下りの直角コーナーを曲がりきれず、ズルズルと溝へ
何で溝が2段になっているのか…? 言い訳無用!お前の運転が未熟じゃーァ
仕方が無いので堀切から平山まで下り、迎えを待つ事に
私が中学時代、竹で作ったスキーを担ぎ、上分から堀切峠へスキーに来た事が数回ある
平山から峠へ直登出来る旧道が在ったので入り口を探したが分らん
途中、一箇所だけ下りる事ができました
雪の中、独り寂しく平山へ
平山から市内を眺めました 私の心も黒く曇りがち 時はすでに5時半(涙)
翌日、保険会社関係の業者に引き揚げを頼み、峠まで同行したがその先は急坂で雪が多いため行けないとの事
スノータイヤは履いているが4駆でないため無理、仕方無く雪解けを待つ事に
ジムニーがスタックしたのは1日、引揚げたのが16日、その間、幾度と無く現場へ様子を見に行きました
特にひどかったのが3回目、スノータイヤを履いたフルタイムのレガシーで市民の森まで何とか上る事は出来たが
凍りついた上に新雪が降っているので帰途時、まさかの2台目を落とすとなると翌日の新聞を賑わす事になる
スノータイヤの上にチェーンを付け慎重に降りました とにかく雪道には慣れが必要、怖がっていたらダメです
軽4は商売上必要なので雪解けを待つ業者を当てには出来ない
不腑に落ちないのは業者に頼んだ場合は保険から決まった額の費用は出るが個人で引き上げた場合は出ないとの事
知り合いに頼んでもお礼をしないといかん! 誰か良い保険会社があれば教えて…
山師の「よし兄(にい)」に頼む事にし14日、2人で現場へ打ち合わせに行き相談した結果、2日後の16日昼から2人で引き上げることに
車の横に立つ巨木にチェーンブロックを巻き付け引っ張る事に(この方法しか無い)
これより車を溝から引き上げる作業ですが何かの参考になればと載せる事に しょせんHPは自己満足の世界
16日、現場までは何とかノーマルタイヤでも登れたがその先は路面がツルツルの状態で歩くのも困難
よし兄の軽四トラック(四駆)の荷台にはロープ、ワイヤー、チェーンブロック数台、角材、ベニア板、脚立などでいっぱい、すべて用意してくれました
Aのチェーンブロックは前輪へBは後輪へ
Bは木の横に在る岩に巻き付けたが地面に埋まっている部分が判らないので果たして持ちこたえる事ができるのか不安でしたが大丈夫でした
さて問題なのが車の上にある細めの樹、重さに耐えることができるのか不安 根本で折れると車を直撃
もう1つ、ロープを高さ4mはある樹の枝の間を通さなくてはならない 枝が細いので登る事もできん
するとよし兄が縄投げを、するとまさかの一発で決まり思わず私,「すごーい!」 いやーァ 参った!
この事がきっかけかどうかは判らんがすべてが順調に進む事に
道路側の車輪には滑りやすくするため ベニヤ板2枚(滑り易い様、塗装面を合わせる)敷きました
Aからはホイールハウス内に在るフックに Bはフレームにワイヤを架ける(掛ける場所に注意が必要)
最初に後輪ですが軸と地面の間に鉄製の角材を差し込み上部の樹にチェーンブロックを取り付け持ち上げる
それと同時にBのチェーンブロックでバランスを取ながら道路へ寄せる
難なく溝から道路へ寄せる事ができ拍子抜け
続いて前輪 フロントはリヤに比べ重たいので心配したが難なくクリヤー
引き揚げて車の側面を見て驚いた 覚悟はしていたのだが殆んど傷が付いてない 2人で「やったー! バンザーイ」
山手に置いているのは毛布とダンボール 様子を見に来ていた時、偶々通りがかった方からぜひ持参する様アドバイスをいただく
日が暮れるまではなんとか方を付けようと思っていた作業がわずか1時間余りで済むとは…
夜の一杯、よし兄を誘って近所の居酒屋へ
ここで盛り上がったのは縄投げの事、彼もやはりダメもとで投げたらしく余り意識してなく投げたのが一発で決まったみたいだ
細い体で耐えてくれた樹に感謝、樹を愛す「よし兄」、山を愛す私「ぜん兄」 2人の心が山の神に伝わったのかも…
私の残り少ない人生に新たな法皇スカイラインでの想いでが加わる事に…
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