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* * (2007/12/29)年末年始、普通列車に乗る * *
普通列車の長距離乗車は今冬2回目。夏休みは実家にわずかな時間しか帰らず「列島縦断〜」なんてことをしてたので、冬はまっすぐ帰ることにした。但し例のごとくお金がないので、気合を入れて2日を使い、釧路〜札幌間を往復した。特急「スーパーおおぞら」を使用すると、繁忙期の正規運賃なので往復18,640円。青春18きっぷだと2回分の4,600円である。 |
「「「「「「「「「「 2007年12月29日 土曜日 」」」」」」」」」」 | ||
◎◎2522D・釧路発滝川行き普通(帯広〜滝川間は3430D・快速「狩勝」)◎◎ (釧路540→新得1005) | ||
一週間前にも同じ列車に乗った。また家から50分ほど歩いて釧路駅までやってきた。前と違うのは気温がそんなに低くなかったこと。おそらく氷点下3度くらい。旭橋の上を歩いていても寒さはそんなに感じなかった。あとは駅前の新しいバスターミナルが25日に開業したこと。待合室は早朝5時半から開けており、蛍光灯がまぶしい。 | (釧路駅前) | (釧路駅にて2522D) |
キハ40−1759車内の乗客は前回よりはかなり多い。釧路発車時点では全てのボックス席に一グループずつ座るような感じになった。いつものように1番線の自動販売機であったかい伊右衛門を買う、120円也。 新富士で下り「まりも」と交換、厚内では「スーパーおおぞら2号」を退避する。池田では17分の停車する。かつては3番線に入線し、ふるさと銀河線のCR車の併結作業が行われていた。 | (新年のご挨拶?) | (厚内駅) |
帯広では「スーパーおおぞら4号」を退避する。ホームに待っているのはほとんどが特急の利用客だった。2522Dはここから3430Dの快速「狩勝」となる。乗客も帯広から若干増加し、ボックス席はすっかり埋まっている。いつもならこのまま滝川まで行くが、今回は新得での乗り換えを選択した。 | ||
(池田駅) | (帯広駅) | (新得駅にて3430D) |
◎◎34D・帯広発札幌行き特急「スーパーとかち4号」◎◎ (新得1205→新夕張1302) 今回は石勝線経由にて札幌まで向かうことにした。札幌に到着する時間は根室本線経由でも石勝線経由でも時刻表上、わずか2分しか変わらない。ただし石勝線経由では新得で2時間の間合いがあり、駅のそばを食べたいという単純な理由で決めてしまった。 この日は函館本線と室蘭本線でトラブルが発生し、札幌圏を走る特急列車にも影響が出ていた。もちろんこれだけ雪が降っているのでその影響も。札幌発帯広行きの31D「スーパーとかち1号」の折り返しとなる34Dも5分ほど遅れて到着した。 | (新得駅前) | |
新得付近はかなりの雪だった。石勝線に入っても相変わらずの空模様で、線路も雪で覆われている状態だった。車両は2007年10月ダイヤ改正で導入されたキハ261−1000番台である。わずか1時間の乗車時間だったので、始発から終点までゆっくり乗ってみたいものだ。 | (新得駅にて34D) | (新夕張駅にて34D) |
◎◎2632D・夕張発千歳行き普通◎◎ (新夕張1305→千歳1407) | ||
(新夕張駅構内) | (千歳駅にて2632D) | 34Dが遅れていた影響で2632Dは新夕張で接続待ちをとっていた。34Dからの乗り継ぎを待って、5分以上の遅れで発車した。青春18きっぷと北海道&東日本パスの時期なので、乗客は結構な数がある。ほとんどは南千歳にて下車。小生は千歳にて下車、ほぼ定刻に到着した。 |
◎◎3897M・新千歳空港発小樽行き快速「エアポート141号」◎◎ (千歳1411→札幌1440) | ||
千歳駅で降りたのはかなり久しぶりかもしれない。2番線からエスカレータを使って4番線に移動する。まもなく721系が入線してきた。座るのはとっくに諦めていたので、先頭車へ。前面の窓ガラスに叩きつけるように雨が降っている。最高時速130km/hの快速「エアポート」は札幌駅3番線に到着した。 | (千歳駅にて3897M) | (3897M新札幌出発) |
「「「「「「「「「「 2008年1月2日 水曜日 」」」」」」」」」」 | ||
◎◎129M・札幌発滝川行き普通◎◎ (札幌658→滝川839) あけましておめでとうございます。 年末は30日、札幌にて某忘年会に出席する。ジンギスカンを食べ、温泉(いや銭湯といった方がいいのか・・・)につかる。去年の年末は散々だったが、今年は楽しい仲間と有意義に過ごすことができた。関係者の皆様、この場を借りて御礼申し上げます。 元旦はかつての地元である札幌市南区の某神社へ初詣。この神社への初詣は6年ぶり、でせうか。かわいらしい巫女さんはおらず年配のお兄さんばかりでしたが、お賽銭を投げ今年1年のお願い事をする。もちろんお守りも欠かせない。 | ||
翌2日、もう帰る時間だ。札幌は昨晩から雪が降っていた。 実家から20分ほど歩き、札幌市営地下鉄南北線にて札幌駅へ。まだ正月も2日なので、駅構内を歩く人は少ないように感じた。10番線に行き、本年最初のJRは711系S−116編成に乗る。岩見沢より先、滝川まで直通する便利な汽車だ。 | (札幌駅構内) | (札幌駅7・8番線) |
札幌を出ると次は苗穂。苗穂運転所には臨時特急「旭山動物園号」に使用されるキハ183系が準備万端といった表情で留置されていた。その先の野幌は高架化に向けた工事が始まっていた。旧駅舎は取り壊され、仮駅舎での営業である。結局、旧駅舎の写真は撮ることができなかった。 | (札幌駅にて129M) | (苗穂運転所) |
岩見沢付近では雪が結構な勢いで降っていた。129Mは岩見沢にて11分停車し、11D特急「オホーツク1号」を退避する。11Dの先頭車、キハ183−218の車体の塗装が落ち、元のクリーム色が見えていたのが記憶に残っている。 札幌から1時間41分で滝川駅の7番線着く。ホームでは行く度に気になっているものを撮影する。6・7番線の旭川方には「いい日旅立ち」と書かれた自動販売機がある。 | ||
(野幌駅仮駅舎) | (岩見沢駅4・5番線) | (滝川駅にて129M) |
◎◎2429D・滝川発釧路行き普通◎◎ (滝川938→釧路1738) 滝川では約1時間の間合いがある。雪は相変わらず降っているが、まずは駅前にて撮影。そして待合室にて立ち喰いそばを食す、230円也。ここでキヨスクに寄ろうと思ったが、失念してしまう。結局は釧路まで食糧の補給がないまま過ごすこととなった。 | ||
(滝川駅駅舎) | (新年のご挨拶) | (根室本線の起点) |
いよいよ8時間の戦いが始まる。始発と終点の時刻を合わせるところ、さすが日本最長の普通列車だから(?)JR北海道もいい演出をしている。富良野まではキハ40−781での1両編成での運行だ。改札がされる前から車内はかなりの混雑だ。折り返し列車の到着時が実質の改札開始かもしれない。 発車前には先ほど苗穂運転所で待機していた9001D・札幌発旭川行き臨時特急「旭山動物園号」が滝川に停車する。登場してからまだ2,3回しか見たことがない。乗ってみたいとも思うが、さずがに一人では乗りづらい・・・。 | (2429Dと9021D) | |
途中、赤平や芦別などの主要駅にてかなりの降車がある。富良野まで来ると、座席がほどよく埋まる程度まで減っていた。 富良野では恒例のイベントのお時間である。キハ40系を後結して2両にて釧路まで向かう。滝川からの汽車が混んでいるときは富良野まで我慢して富良野到着後、すぐ後ろに並べば座席を確保できる。 | (富良野駅にてイベント1) | (富良野駅にてイベント2) |
もちろん予習している小生は写真を撮りつつ、後結車両の扉が開くのを待っていた。同じ考えを持っている方々もかなりおり、車内は2両とも結構な乗車率となった。富良野ではこの連結作業のため、21分の停車となる。 | ||
(布部駅) | (幾寅駅) | 富良野を出るとテレビに出てきた駅が続く。まずは布部、ドラマ「北の国から」はここから始まった。まだ国鉄時代の布部駅に黒板一家が降り立った。駅前には記念の看板も設置させている。また幾寅はご存知の映画「鉄道員」である。乙松さんが亡くなったのは映画では幌舞駅となったこの幾寅駅のホームだ。 |
落合では時間は失念してしまったが、20分近い停車時間がある。トンネル内の上落合信号場で石勝線と合流し、通過後の新狩勝信号場から十勝に入る。雪は依然として降っており、この先芽室あたりまで降っていた。新得では名物のそばを食したいところだが、停車時間はわずかなり。 | (落合〜新得) | (キハ40−737運転席) |
帯広2番線到着、31分の長時間停車である。1番線には先行する2551D池田行き普通列車がおり、記念撮影。キハ40−777、なんだか面白い。ただ今後、特別保全工事を施工されるであろう車両なので、珍しい番号も変わってしまうのだろう。2551D発車後には4005Dが入線、釧路には15時42分に到着する。 おなかはあまり空いていなかったので、先日の浦幌で努力しても買えなかった温かいココアを、ホームの自動販売機であっさりと購入し車内へ戻る。120円也。停車時間は十分にあるのでラッチ外へ行き、駅弁などの食糧補給をすることも可能だ。 | ||
(キハ40−777) | (2429D車内より4005D) | (温かいココア) |
ここから先の記憶はほとんどない。帰ってからデジタルカメラの画像を確認しても、帯広までの画像より明らかに少ない。2429Dは各駅にとまる普通列車であるが途中、羽帯と稲士別にはとまらない。しかし白糠手前の周囲には何もない無人駅、古瀬にはとまる。4012Dの退避という重要な意味を持っているが、誰も乗らないのに扉を開けている光景は何とも不思議だ。 釧路の市街地に入っても、大楽毛ではダメ押しのように10分以上の停車がある。2530D芽室行き普通列車との交換だ。滝川駅を発車してから8時間ちょうど、小生のホームグラウンドである釧路に到着する。2番線に滑り込んだ2429Dを撮影、そして1番線の電飾SLと一緒に撮影、そして改札を出て駅舎を撮影。これで今回の旅行は終了。 なおこの後はまっすぐ家に帰ることになるが普通の平日と違い、くしろバスは一部郊外スーパー行きの路線を除き、全便運休。くしろのいつもの正月だ。仕方なしに駅前からタクシーで帰ることになる。約1,500円也。 | ||
(古瀬駅) | (釧路駅構内) | (釧路駅前) |
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