このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

(2)靴下も足のうち


先月号で靴の話をしましたので、今回は靴下の話をしましょう。
山へ登って一番つらいのは、靴ずれです。
動悸、息切れぐらいなら少し立ち止まるか、登るテンポをゆっくりにすれぱ、だいたい治まりますが、靴ずれだけは歩けぱ歩くほど辛くなり、時には歩行困難になってしまうこともあります。
以前、両足の裏そっくり靴ずれになった人がいましたが、こうなると山から帰ってからの治療に2月も3月もかかり、日常生活にも支障を来してしまいます。

しかし、靴ずれ防止は、そう難しいことではありません。
要はしっかりした登山用の靴下をはくことと、その靴下が直接足との摩擦の原因にならないようにするだけ、すなわち厚い靴下と足の間に、もう1枚、地の柔らかい薄手の靴下を履くだけです。
前回に引き続き私事ですが、内ばきの靴下には普段通勤の時などに履いているビジネス・ソックスのゴムのゆるんで不要になったのを使っています。(ただし、穴のあいたのぱ駄目です。)

それと、履き方としては、靴の中で捩れの出ないように、履く時に引っ張って履くこと、山靴の中で足があまり遊ぱないように靴紐の中断締め(靴紐がリングからフックに変わるところ)を、二重にすることが肝腎です。
(ここらへんは、歩き馴れた人の履き方を参考にされると、良いと思います。)

最後にチョットきついことですが、一番の靴ずれ防止は軽い靴ずれを何回かやって足にタコを作ること。
・・・これか今回のオチ、長い前口上すみませんでした。(O)


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