このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

右田ガ岳

1994年1月9日

 新年の初山行は、防府市の右田ガ岳(436メートル)。1月9日8時、県庁横を出発。定員55人、ビッシリ満席。レギュラーほぼ全員集合の感。おたがい笑顔、にぎやかに年始のあいさつ。健康復調のN氏の声がひときわ高く、爆笑、歓声しきり。
 この山、昨年12月5日、山口市の東鳳翩山行の帰途、バス車窓左側に見え、「年明けに登る山は、あれですよ。」と教えられ、「あの山、いったいどうやって登るんですかねえ。」と、隣のS氏と話した、見るからに男性的、吃立したすごい岩山。
 10時、由緒ある天徳寺境内を抜けて登山道へ。右に左に巨石に彫られた33体の観音像レリーフ(大正8年作とある)を拝み、突き出たコブ状の巨岩が、今にも頭上に落下しそうなスリルある奇観を楽しみながら、20分で前峰・石船山へ。道は、誠にていねいに整備され、入念にも道標も。行者山に、少し似た感じの岩場伝い。
 無風快晴、1月にしては暖かい絶好の登山日和。山頂には、いまどき珍しい日章旗はためく主峰を見上げ、時には後ろ眼下の眺望〜朝日にきらめいて蛇行する佐波川を抱く防府市街地〜を振り返りながら登る。
11時30分、胸突きのラストも意外に楽に山頂へ。快汗、爽風に身をゆだね、1時間の昼食休憩、記念写真。
下山は12時30分〜そして天徳寺へは(私の時計では)なんと1分も違わずジャスト午後1時30分着(!)。まったく行程表ピタリの順調な進行に驚く。「いい山だ」、「楽しかった」、「もうー度来たいな」、「みんな喜んでいるようですね」etc・・・・。待機バスまでの道中、こんな会話か耳に入る。
 ところが、そのあとの防府天満宮参りは凄い渋滞で、結局、県庁到着は50分後れの6時。しかし、たまたま大学受験の孫の土産に「学業成就」の破魔矢を求めることができ、私にとっては大変結構な山行の一日でありました。(T・Y)


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