このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

大将軍・銭壷山

1995年6月4日


 昨日は一日中雨、今朝も今にも雨が落ちそうな曇り空。そのせいか参加者は16名と、少し寂しい。 これから登るのは、大将軍山、銭壷山。ロマンを感じる山名だ。
 由宇駅を9:51出発、大将軍登山口までは舗装道路、途中の山裾に野いちごが沢山なっている。故郷の山の畑になっていた野いらごを思い出し、食べてみる。少しすっぱい。登山口からは静かな山道が続き、足下の落ち葉が昨日の雨で湿っている。
 蒸し暑く、汗がしみでてくるような感じ。時折、○丁と書かれた古し標石がある。1年前に登り、蒸し暑かった極楽寺山を思い出す。それにしてもヤブ蚊が多い。頂上手前で、長い石段の参道と迂回路に別れ、迂回路を行く。大将軍山頂上へは11:13 に着く。
 頂上には、霧峰神社が奉られている。ここで記念撮影、11:19銭壷山へ出発。途中から、ロード組と山道組に別れる。私は山道組、途中クリーム色の変わった形の花が咲いており、リンギョウ草とのこと。工事のため道が途切れ、崖を下る。そこから、また舗装道路。周りは何を造っているのか、大工事中。まるで、露天掘り鉱山のようだ。また、貴重な自然が破壊されていく。
 銭壷山山頂へは12:20着。食事後、展望台へ上がる。東側には瀬戸内海と幾つかの小島、西側には琴石山と三ケ岳、南側には霞んで見える周防大島、北側には先程の大将軍山と由宇の町。
 少し暑い。いつの間にか薄曇り、雲間から陽がさしてくる。13:10出発。頂上から由宇の駅まで、舗装道路が延々と続く。中腹には棚田が連なっている。2時間後、やっと由宇駅に着く。
 今回の山行は、全コースの3/4が舗装道路。海抜0mからの登山、お疲れ様でした。(S・O)


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