このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

龍頭峡・天上山

1995年8月20日

 広島県庁北側から、8時に22名乗車したバスが出発。龍頭峡駐車場に8時58分到着。天上山林道を歩き始める。
 林道は谷川に沿っており、林道の左手は流れる渓谷の木の回りがキャンプ客で賑わう。屋外ステ−ジあり、芝生広場がある。ナメラ滝では、なだらかな岩を水流とともに滑る子供の姿が見える。
 登る林道右手は、落葉樹に覆われているため涼しいのか、紫色のアジサイが咲いていた。リーダーのK氏が高度計を見ながら、標高400mだと言う。天上山までの標高差473m、気温29度。
 林道は滝見広場へ下りる階段で終わり、奥の院へ。奥の滝は20mで、水量はまあまあ。少し戻るとニ段滝があった。高さ40m、龍頭峡を代表する滝である。 水しぶきを浴びニ段滝を通り過ぎると登山道になり、急登だ。道は、丸太や石で整備されている。
 ここから林道に出るまでが引き明けの森、2.1kmの道程。ヒノキ、ツガ、モミ、スギを主とした樹齢百年から四百年も経った大木に覆われている。渓谷の水しぶきと巨木の引き明けの森は、正に涼をとる夏山にふさわしい。途中、ホトトギスの花一輪、かれんに咲いていた。
 10時、少し休憩。右手に渓谷が流れ、顔を洗ったり、タオルを濡らしたり、しばしの涼をとる。
 トチの巨木があるということで、この辺りから捜して見たが見つからない。 10時36分、引き明けの森の終わりのところで休憩。私は休憩ごとに大汗の出た分だけ水分補給。
 昼食はここでということで、リュックサックを置き、頂上へ。林道を横切り、天上山登山道へ。杉の植林と笹道、頂上に近付く程、笹は背丈が低くなり、さえざるものがなく、暑い。
 11時20分、天上山到着。ここで記念撮影をし、11時25分、下山。
 リュックを置いた引き明けの森に戻って、11時45分から12時36分まで昼食。おたがいに自分の物を分け合い、違う人からもらって食べるのも楽しい。
 12時36分出発。出発間際、トチの巨木を見つける。大きな葉をつけ、道より5mぐらい入ったところに。トチの実は、蒸してて搗くと餅になる。
 12時25分、登り一回目の休憩場所の渓谷で休憩。顔の汗を水で流し、川の水を飲む。13時9分、二段滝で全員記念写真。ここから龍頭峡の谷川の水で涼をとる。たくさんの子供連れの姿が見える。
 バスのところに14時到着。14時26分にバスは出発。15時43分、県庁北側に到着。
 今回の例会は、担当さんの配慮で、計画より早めに涼しい間に登頂でき、体力を消耗することなく早く下山できました。ありがとうございました。(T・H)


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