このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

曽場ガ城山(609m)


 八本松駅集合。10:15出発、10:35登山口の標識が新しい。登り始めは倒木の多い急坂できつい。
 やせ尾報になってからは、楽な山道となったが、見晴らしは全然だめである。赤と白のペンキを塗った石が道順に埋め込んであって珍しかった。
 頂上近くになり、見事な矢竹の林があった。この城は戦国時代に薮があった所だそうだから、武器としての失竹であろうか。11:50頂上着、お弁当タイム。
 山頂には山城の址らしきものは何もなく、発砲スチロールなどのごみが多く、楽しみにしていたぐるりの展望も、広島大学の俯瞰も、周囲の木々のために見ることができず、残念。
 クラブの旗を中心に全員集合の写真を撮って、下山となる。
 以前は松茸がたくさん収獲できたと思われる赤松の山が、今は見る影もなく立ち枯れていて、哀れである。マンサクの花は今を盛りと咲き、アセビは可憐な蕾をふくらませている。
 NHKの中線所の所で休憩、やっと視界が広がり、目の下にはアメリカ軍の弾薬庫が、広々と静か。
 大山峠に13:45に着いた。解説板には、明治17年に国道2号線が出来る迄の幹線道路(旧山陽道)で、吉田松陰、高杉晋作などが通った道と書いてある。
 30分ほどで八本松駅着。滑り込みセーフで、14:28の下りJRに乗る。(M・E)


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