このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

極楽寺山

1994年6月26日

 久しぶりのトレインハイク、朝から蒸し暑い。天気予報では、午後から雨のこと。にわか雨なら歓迎である。
 前例会からワッペンを着用するとのこと。これは、この3月に入会した私にとっては助かる。
 JR廿日市駅前広場で皆そろって準備体操、9時20分出発。右手の道を平良登山口に向けて進む。登山口からはシダの多い松林がしばらく続き、やがて山陽自動車道の高架橋に着く。
これからも、だらだらとした道が続く。樹林で陽は遮るが蒸し暑く、汗がダラダラ、私がこれまで(3月以降)参加した例会の中で一番しんどい。「極楽寺山」でなく「地獄寺山」だと、何処からか聞こえる。時折、風通しの良い場所がある。地獄の中の極楽の感あり。
道端に○丁と書かれた古ぼけた石の標識があり、極楽寺の歴史が感じさせられる。「原分かれ」に着き、頂上まで20分の標識あり。ここからは、原生林、老木が天を覆い、蒼々としてひんやり涼しく、今までの疲れが吹き飛ぶ。
 やがて、仁王門に着く。古ぼけた石段を上がると極楽寺、天平3年(731年)に開山した寺である。この寺は今日で2回目、最初の参詣の時のことを思いだしながら、舗装された道を下る。
 昼食場所の蛇の池へ、12時前に着く。池には赤、白のスイレンが咲き、周りのキャンプ場は新しくてきれい。蛇の池というより極楽池というほうが相応しい。
 昼食は、いつもながら楽しく賑やか。13時15分まで昼食休憩。その後、記念写真。背景を欲張るため、場所がなかなか決まらない。
下山は仁王門まで下り、広島工大へ向けて下る。少し急な坂、時折、佐伯区方面の展望あり。山陽自動車道の高架橋の手前で解散。今例会の担当の皆さんには、お世話になりました。次は、晩秋の極楽寺に登りたいと思っています。(S・O)


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