このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

木ノ宗山

1995年12月17日

12月最後のワンデイハイクもお天気に恵まれ、広島駅9時1分発の車中からスタートしました。前回、経小屋山で親しくなったY様ご夫婦とご一緒なので、頑張って登れそうです。
 上深川の駅で集合し、全員軽くストレッチ、準備体操をして、さあ木ノ宗山へ登りましょう。
 養老橋すぐそばの民家の山道から、薄暗い竹林の中を登山道へと少し歩いて行くと、急勾配の山道へと続きます。見上げると、かなりの角度。やれやれこんな所をと思っていると、ベテランの人から「これはキツイ!」と声がもれ、思わずホットしました。
 「尾根まで登ると楽になるよ!」の声に励まされ、休みをとりながら登る途中、後方に白木山、広島森林公園がよく見えます。あっという間に、かなりの高さまで登りました。さあ、あと一息です。
 11時30分頃、頂上に着きました。バンザイ!背中に一汗かいたせいか、お昼ご飯を食べる時、少し肌寒く感じました。
 お腹が一杯になったら、風景を見る余裕も出来ました。山頂はぐるっと見晴らしが良くて、回りの山々や、広島湾に浮かぶ似島がよく見えました。少しパラッと来ましたが、お天気でよかった。
 記念写真を撮ったあと、下山です。人一人歩くがやっとの道を、今度は銅鐸史跡へ向けて下りて行きます。こちらもなかなか大変です。「ゆっくりでいいよ。頭に気をつけてネ。」の暖かい声を背中に受けて、一気に下りて行きました。
 少々、膝がガクガクします。一息入れて振り返ると、美しい山容の頂上がありました。
 見る場所、角度によって色々な姿に見えて、本当に不思議です。なだらかな雑木林の柔らかい落ち葉を踏みしめながら人里へ下りてゆくと、生活の音が聞こえました。
 皆さん無事下山、来年の再会を約束してバス、JR双方に別れて、帰路につきました。前回は、靴ひもの結び方を教わりました。ひとつずつ教えて頂きながら、安全で楽しい山登りをしていきたいと思います。どうぞ、よろしくお願い致します。(M・K)


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