このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
信越本線というのは私にとって非常に思い出深い路線です。高校時代
運動部に所属していた私は毎年行われる強化合宿に行くとき、この路線を
使っていました。特に横川〜軽井沢間は特急列車を電気機関車で牽引する
という独特なスタイルをとるため、とても印象に残っています。
碓氷峠越えに使用された車両たち
あさま
EF62 54
EF63 10
EF63-11・12 2重連+あさま
←↑ほったらかしなので塗装がボロボロ・・・・(悲)
このEF63という機関車は通称ロクサンと呼ばれる碓氷峠専用に開発された車輌です。
ここ碓氷峠はJRの最急勾配区間であり、その標高差は66.7%。←パーミル・・・・パソコンで記号が出ない(汗)
1000m進むと66.7m上るという意味です。東海道本線の箱根超えルートの1番きつい勾配で25パーミルです
からいかに碓氷の勾配がきついかわかります。今となっては廃止されてしまいましたが、当時ここを通過する
列車はこの「EF63」に引かれ峠超えをしていました。速度は厳しく制限されており、特急列車であっても
勾配を上る運転速度は60km/h程度、下りにいたっては最高時速38km/hに制限されていたそうです。
EF63はその背中に特急あさまや在来線の客車を背負いこの峠を行き来していました。ブレーキも特別に
強化されたいわば、”峠のスペシャリスト”でした。 ←こーいう言葉に弱い!カッコええ
冒頭で書いたとおり、”特に電車に詳しいわけでもなく、コレといってファンでもないのですが”
このEF63という機関車は私が唯一好きな電車です。
ED42 1 EF62-1(左)
旧線(アプト時代)に使われた車輌です。↑
EF63-1(右)
その他の展示車輌
SL
D51 96
↑↑ このD51 96号機はもともとは埼玉県の長瀞に展示していたものです。子供のころ
後ろにブルートレインを連結してレストランとして使用していたのを今でも覚えています。
十数年ぶりに横川で再会するとは驚きです。ちょっとうれしい気分です。
この96号機は蒸気だめのドーム部が長く「ナメクジ」とよばれています。
ちなみに1号機〜85号機、91号機〜100号機がこの「ナメクジ」とよばれる形です。
また、22号機と23号機は蒸気だめのドームの長さが運転台のところまで延びていて
「スーパーナメクジ」といわれているそうです。
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