このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 

 正丸峠ドライブレポート

 

 第2弾のレポートは私が今までにどんな峠よりも数多く走った事がある

 であろう”正丸峠”をレポートしてきました。正丸峠とは、説明するまでも

 ないかもしれませんが、埼玉の飯能市と秩父郡横瀬町を走る国道299号

 線の旧道です。昭和57年に現在の正丸トンネル(1928m)が完成する前は

 この正丸峠が国道として使用されていました。若干標高650mの山を越える

 峠ですが道幅は極狭で、カーブの数も半端じゃない。また、近年はほとんど

 整備もされておらずカナリ荒れています。

 

 2004.09.15  天候 晴れ

 今回は私が免許取立ての頃から車やバイクで数え切れない程走った

 正丸峠をレポートしようと思い、現地に向かいました。正丸で写真を

 撮ったのは今回が初めてです。ルートは国道299を飯能側から秩父方面

 に向かって走りました。  *すべて携帯で撮影

  1                            2

   

 正丸峠入り口のちょい手前にある西部秩父線  正丸駅から700mくらい進むと正丸峠入り口の 

 正丸駅。いつも正丸の帰りに休憩を取る場所  看板が出ます。表記は県道。

 です。駐車場が広いのでゆっくりできます。

 休みの日はツーリング途中のライダーが

 よく休憩してます。結構有名なスポット。

  3                            4 

        

 直進で正丸トンネル、右折で正丸峠です。    トンネルの手前の交差点を右折し進むと、すぐ

 ちなみにこのトンネルは昔から「出る」と     道が2手に分かれます。正丸峠は左に曲がります。 

 言われています。何かおかしなものが      直進すると刈場坂峠と言う山道に出ます。以前は

 見えると言う方はご一報を!!          この場所に廃屋と化したお店の跡みたいな家が 

                              あったのですが、いつの間にか無くなってました。

  5                             6

     

 登り初めて少し進んだ地点。この峠のなかで    昔から変わらぬ茶色いガードレール(錆び錆び)

 1番広い道幅がこんな感じです。かすかにセン   がこの道の廃道化をうかがわせます。

 ターラインらしき跡があります。            しかもうねってる・・・

  6                               7

      

 私が1番好きなカーブ。深い左カーブの後に      この峠は非常に土砂崩れが発生する場所で  

 すぐ右カーブがくるところ。                大量に雨が降った後は、必ずどこかしら崩れて

                                 ます。(今日も崩れてた↑)今はネットが張られて

                                 るから良いけど、昔は道路に土砂が山盛りになっ

                                 ました。

  8                              9

       

 ↑これ一応ガードレールです。こんなんが沢山    頂上に着きました。昔からあるお土産屋さん  

 あります。この峠で無傷のガードレールを見る    が今もありました。開いてないけど・・・以前は 

 方が珍しい。4〜5年前に友人のコボ(黒いS14    頂上に来る少し手前に、自販機のある休憩

 に乗ってた男)が突っ込んだのも確かこの辺。     所があったのですが、無くなってました。夜

  しかも私を助手席に乗せて・・・・             になると走り屋の溜まり場になっちゃうから

                                 撤去されちゃったんですかね〜。頭文字D

                                 の影響で夜中ここを訪れる若者が急増し

                                 近隣の住民からカナリ苦情が出ているらしい

                                 です。皆さんモラルを守りましょう。

  10                              11

     

 頂上で写真撮ってみました。飯能の町がうっすら  頂上から秩父側に下り始めたところ。10年以上

 見えていたんですが、携帯なのでこのとおり。    前、こっちの面は小排気量のバイクに乗ったお

 見えやしない。                      兄ちゃん達がよく膝を擦りながらカーブを走って 

                                  ました。車で通りかかった時など、よく道を譲った

                                  もんです。そのようなローリング行為を防止する

                                為、一時センターラインにオレンジ色のプニョプニョ

                                  ポールが設置されたのですが、今では見る影もない。

                                無残に残った土台が悲しい。生存しているポールは

                                5〜6本しかありませんでした。

  12                             13

     

  秩父側の道はこんな感じです。一応センター    秩父側の出口。右に曲がると国道299に出ます。 

 ラインもありますが、やはり狭い。こっちは      左に曲がると名栗を抜けて青梅まで行けます。 

 飯能側よりも道幅が無く、カーブもタイトです。    帰りはもう1度折り返し峠を戻りました。 

  カーブ中のすれ違いは気をつけないとマジで

 ぶつかります。*あたり前ですが、頭文字Dの

 様な真似はできません。はっきり言ってドリフト

 できるような幅が無い!! 

  14                             15

     

 飯能側の下り。ここも昔は土砂崩れのひどい    車内から見た道幅。草がガードレールの内側

 場所でしたが、今では崖がコンクリートで固め     50cmまで伸びていて、完全に1車線状態です。  

 られ、壁になってます。                 ここがかつて国道だったとは・・・・大型のトラック

                                などはどうしていたんだろう? 

 

  こんな感じでレポート終了。とにかく狭い峠です。路面もひび割れしていたり、砂が浮いていたり

  かなり荒れてます。この季節は道端の草がすごく、秋になると落ち葉が降り積もり、冬は雪が

  積もります。春になると冬季に滑り止めでまいた砂がもろ積もっています。1年通してコンディション

  は良くないです。また、山菜を取りに来ている人達がよく道を歩いているので、通行の際は十分気を

  つけてください。(これから行ってみようという人)

 

                               戻る  

 Vol.3へ

 

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください