このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
謎の橋
以前、バイクで秩父に出かけた帰りにふらふらと裏道を
探しながら日高市付近を通った時の出来事です。
高麗川沿いの道を走行中、川にかかる妙な橋を発見しました。
あまり橋脚の高さが無く、四方をトタンの板で囲まれた不思議な
形。そのあまりの不気味なビジュアルに思わずバイクを停めました。
ジャーン!
いったいなんなんだこれは!! 夕方で日が傾いているのも手伝ってすごく不気味
橋の延長線にはこんな舗装された土地がまっすぐ 農耕車以外立ち入り禁止の看板が。
伸びている。 しかも古い・・・・
むむぅ、いったいなんなんだろう?何かの廃線跡か、はたまた秘密基地か・・・?
錆びた看板には消してはあるが日本セメントの文字を読み取ることができた。
ちなみに日本セメントとは、現・太平洋セメントのこと。
2〜3日ネットでいろいろ調べたが事実わからず。この橋を撮影している人が
いたけれど、やはり正体は不明。その後1週間ぐらい地図見たりなんだりして
調べたけれど”わからない!”
んで、聞いちゃいました・・・・
太平洋セメントIR広報部より回答↓ (そのまま引用)
さて、ご質問の橋ですがHPの写真から判断すると、弊社埼玉工場で
使用する石灰石を武甲山から運搬するベルトコンベアが通っている橋
だと思われます。ちなみにこのベルトコンベアの総距離は23.4km
となっています。何か不明な点がありましたらご遠慮なくご連絡ください。
このような答えをいただきました。まさかベルトコンベアが日高から秩父
まで繋がっているなんて!!しかもこんなくだらない質問に丁寧に答えて
くれる企業に感動!!
本当にありがとうございました。おかげで”もやもや”が解消しました。
ちなみに秩父の武甲山はこんな山です。↓
セメントの採掘のためにどんどん頂上が低く
なってます。昭和40年代から急速な採掘が始まり
昔1336mあった標高は現在1295m。なんと40m
も低くなっちゃった!!日本経済の成長とともに
身を削ってきたんですね〜
ただ採掘されているだけでなく、登山者にも親しまれてる
山です。多くの自然が残っています。
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