このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

戦前 皇宮警察官の正帽  ピッケルハウベ
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昭和初期、戦前に皇居を警護していた
皇宮警察官の正帽です、

ピッケルハウベと言われる種類のヘルメットで
元々、プロイセン陸軍のヘルメットであった物が
各国の王宮の衛兵に着用されるようになりました

燦然と輝く菊の御紋章
あごひもの装飾金具
頭頂の、飾り
日本の甲冑で言えば
八幡座の部分で、穴が開いています

元々、天の運気を頭に呼び込む為の
穴であった物が、実用的には
頭が、蒸れる事を防ぐ為に作られたようです

保管ケース

恐れ多くも、陛下からの、支給品なので
その保管と、着用には、相当気を遣った
そうです、

また
少なくとも、70年以上前の物なのに
非常に良い状態を保っています

当時の職人は、宮内省へ納入する物なので
選りすぐった材料で、丁寧に作り上げた
のでしょう。
材質は
良く解らないのですが、革もしくは、ファイバー
に黒漆で仕上げています
金物は真鍮、銅に、
金、銀メッキが施こしてあります、

かなり軽量で被っていても、負担を感じない程度
です

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