このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

徳川幕府の火縄銃
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 火縄銃その1

江戸時代、飛騨高山は幕府の直轄領で、幕府から派遣された代官が治めていました

この火縄銃は、高山代官所に備え付けられていたもののようで、銃身には高山御役所附
刻印されています、

また、銃床木部には、明治の鉄砲改めの時のものと見られる、免許銃 岐阜県と刻印が有ります
 
   銃身上部には
高山御役所附

銃身下部には
制作者の
江州 国友林右衛門 重富
の刻印
 
  木部下部にも
高山御役所附の焼き印
 
 
 火縄銃 その2

徳川幕府の最重要拠点の一つ、箱根奉行所の火縄銃

金銀の装飾過多で、実用品と言うより、役人の威厳を示す為の、装飾品のような気がします

大きさは、いわゆる、同心筒と言う、小型、小口径、の取り廻しやすい軽い銃です

奉行所の銃は、相手を脅す、あるいは、怪我をさせる、程度でいいので
本格的な銃で無くて良かったのでしょう
   銃身上部には
箱根御奉行所
金象嵌

下部の制作者名は
錆びていて良く解りません
   銃身には、火縄銃によくある
龍の象嵌

残念ながら、金銀が
かなり剥がれています

当時は、きらびやかな、豪華な
物だったのでしょう
  通常サイズの高山役所の銃と
小振りな箱根奉行所の銃

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