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戦時中の日本軍ラジオゾンデ
ラジオゾンデとは気象観測機器の一種で
温度・湿度・等の観測機器を気球に吊り下げて
地上に電波でデータを送るものです
天気予報に欠かせない物ですが、飛行機の運行にも
高層大気の気象データは必要で、我が国では
戦前から陸海軍で開発が始まりました。
左側 温度計
中 電池
右側 湿度計
湿度計は、毛髪湿度計で、毛髪の伸縮で
可変コンデンサーを動かし、発振周波数を
変化しています
毛髪は、白人の金髪が良いそうですが
本機も僅かに残っている毛髪は金髪
のようです
内部には真空管を使った発信回路が見えます
こちらは、温湿発信器です
昭和16年製
久保田無線電機製作所
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