このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
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日本陸軍 九五式電信機
第二次世界大戦当時、通信と言えば、無線通信と言うイメージが強いのですが
実際には地上に敷設する電線(通信線)を使った有線通信も重要な通信手段
でありました
当時の無線機は信頼性に欠ける等で、有線通信も多用されたのです
この辺の事情はドイツ軍も同じなようで、日本軍の九二式電話機、ドイツ軍の
野戦電話 フェルトフェルンスプレッヒャー等が現在でも容易に手に入る程
沢山作られたことでも解ります。
通常、有線電信の受信には
音響器が使われ、カチカチと言う
電磁石の音でモールス信号を
聞き取るのですが、
このカチカチ受信はなかなかの
熟練を要します
この九五式電信機では、真空管を使った
発信回路が内蔵されスピーカーから
ピーピーという発信音が出るので
無線に慣れた通信兵でも容易に
扱えたものと思います。
前蓋の内側には取扱説明が
書かれています
前蓋を取り付けた様子
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