このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
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電電公社の携帯電話 (移動電話)
日本で携帯電話サービスが始まったのは昭和49年からです
電電公社で開発が進められていた、TZ-41方式で
ダイヤル自動通話、基地局のサービスエリアを通り過ぎ...
次の基地局に切り替わる時も、通話が途切れることがない
世界でも最先端の移動電話サービスでした、
しかし、当時は、周波数に余裕がなく、多くの加入者を
受け入れることが出来ないため、
中央官庁、都道府県庁、警察、向けの、緊急時非常電話
としての位置づけで運用が始められました
最初の機種は、丸型ダイヤルでしたが、写真のものは
改良型で、プッシュホンになっています
バッテリーは内蔵していません、
同じ大きさのアタッシュケースに
単一乾電池がいっぱい詰まった電源部を一緒に持ち運びました
この本体だけで重量 13kgあります
両手に、電話機と、バッテリーを持って移動するのはさぞ
大変だったでしょう。
一般向けの自動車電話サービスが始まったのは
これから5年後の、昭和54年からです。
アタッシュケースの中に、無線機部、余ったスペースに
アンテナ(空中線と表示)、受話器(制御器と表示)が収納
されている。受話器(制御器)内部
鍵付きです
内部は、水晶制御16チャンネルで
作りは、当時の自衛隊無線機と似た雰囲気です
モジュール構造で、いくつかに分割できます。
製造 松下通信工業
使用状態 その2
自動車電話とするときは
本体をトランクに、受話器を延長ケーブルで車内へ
アンテナを屋根に付け、車のバッテリーと接続する。
使用状態 その1
受話器とアンテナを接続、
写真には写っていませんが、本体と同じ大きさの
バッテリーからのケーブルも接続します、
日本で最初の携帯電話 電電公社 TZ-41
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