このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

徳島地裁阿南支部

平成28年6月6日(月)、牟岐線・阿佐海岸鉄道を乗り潰した折に訪問。
青色発光ダイオードで有名な日亜化学工業の企業城下町である阿南市(人口7万6千)に所在し、徳島県の南部(阿南市、那賀町、海部郡)を管轄する。単独庁ゆえ裁判員裁判や合議事件などは徳島に行かねばなるまい。少年事件の取り扱いもないそうである。
阿南には簡易裁判所も同居するほか、海部郡には牟岐町に牟岐簡易裁判所と家裁の出張所がある。

前日5日は都庁を受験していたため、東京からサンライズ瀬戸を使って高松入りした後、特急「うずしお」3号と「むろと」1号を乗りついで甲浦まで一気に南下。そこから折り返してきて「むろと」4号で阿南入りした。JR四国管内では自由席の特急料金が50キロまで510円、25キロまで320円に設定されていて定期券利用も出来る。「快てーき」という特急用定期券の設定もあり、少ない需要を呼び込もうと必死の取り組みが伺える。


↑岡山までは堂々14両のサンライズ号。最後の定期夜行列車(泣)       ↑シングルの2階に乗った。


↑暗くして外を見ると夜景がよく楽しめる。BGMとしてのNHKFMも大変よい。 ↑駅を通過するときはこんな感じになる。


↑シャワーカード販売機。車掌から購入するシステムは平成27年3月から変更になった。



↑脱衣所の機械にカードを挿入すると(写真右の少し写っている物)       ↑シャワー室奥の時刻表示が6分に切り替わり利用可能に。


↑次はシングルツインにも乗ってみたい(空室を撮影)



↑うずしお3号。2両編成だった。リクライニングが故障していて辛かった。   ↑むろと1号。牟岐駅にて。こちらも2両編成。国鉄時代を感じるキハ183原型。


↑甲浦駅。鉄建公団建設ゆえ単線ながら高架である。              ↑室戸方面はぶつ切り状態…。

むろと1号とむろと4号は同じ車両であった。牟岐から阿南までは47キロ。自由席なら前述の通り510円なのはありがたい。牟岐から日和佐まで乗る高校生がいた。中には阿南で降りる生徒もいた。まだ昼過ぎなのだが、徳島の学年歴は特殊なのだろうか。そんなことを考えながら阿南駅で13時35分に下車。



裁判所は駅から徒歩約10分。県道130号線沿いにあり、道から少し奥まっている。近くには県の出先機関やNTTがある。市役所や警察署からは少し離れている。日弁連の裁判官・検察官ゼロマップ( リンク :PDF注意)によると非常駐支部らしい(2010年8月末時点)。


↑隣の地検支部。こちらは副検事のみの常駐らしい(前述の日弁連調べ)  ↑近くにある南部県民総合局。保健福祉環境部門は違うところにあるらしい。


近くには法律事務所が2軒あった。うち1軒は写真の通りマンション2階にあり、もう1軒は雑居ビルの1階に路面店のような感じであった。ややもすると本庁へ行くのに「むろと」を使ったりするのだろうか?さすがに車だとは思うが…。


↑阿南駅は近年建て替えられたようで、とても綺麗であった。          ↑阿南から徳島へは普通列車で。運賃550円だった。2両でもよいのでは?というくらい高校生が乗ってきた。

徳島からは南海フェリーで和歌山に渡り、南海電車で帰阪したのだった。2000円で海を渡れるのはコスパが良い。

おわり

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