このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

祝・あおなみ線開業

平成16年10月6日、貨物線である西名古屋港線は名古屋臨海高速鉄道(通称:あおなみ線)として開業した。

管理人はこの路線の沿線に住んでおり、開業を心待ちにしていた。

既に春頃から駅舎などが完成し始めており、試運転が行なわれているのも目にした。

そして待ちに待った10月6日、学校帰りにオーシャンアロー1号氏と名古屋駅から小本駅まで乗車した。

ヘッドマークのついた車輌に乗り込むと、車内はさすが開業日なだけあって清潔だったが、シートが硬く、乗客もまばらだった。

そして五分程度で小本に着いてしまう。その後20分かけて家まで帰った。

だがやはり全線乗ってこそ、である。そのため10月31日に同じ学校の友人のIとともに小本駅に向かった。

↑小本駅ホーム                             ↑小本駅に進入するあおなみ線車輌トップナンバー

さすが出来たばかりの小本駅は新しくて綺麗である。ホームに上がり、撮影しながら列車を待つ。小本駅には留置線があり、この日はコキのコンテナなしが停まっていた。

13時35分の金城ふ頭行きに乗り込むと、既に先頭車両は鉄道少年+αに占領されていた。

その少年達の隙間から車窓を楽しむ。駅間距離は短く(大方800〜1000m、長いのは小本〜ささしまライブ(2,5km)、稲永〜野跡(2,2km)、野跡〜金城ふ頭(3,1km)のみ)、Iが地下鉄のようだと表する。南荒子駅は名古屋貨物ターミナルのど真ん中にあり、貨物好きのIと後でホームに降りることに決める。

荒子川公園駅前には郊外型複合施設があり、大きな駐車場には大量の自家用車が止まっていた。この駅は有人駅で乗降客も多い。このような鉄道と自動車が共存する姿がもっと増えるといいな、と思う。

列車は荒子川を近代的なコンクリート斜橋渡り、国道23号線の下をくぐる。荒子川は昔貨物線時代にガーター橋を渡った事があり、ずいぶん変わったな、とも思う。

↑荒子川を渡る                              ↑稲永駅(二枚とも帰りに撮影)

荒子川公園を過ぎると、だんだん景色が殺風景なものになってくる。稲永駅前は建設中の建物があった。そして稲永駅を出てしばらく行くと、90度近い急カーブがあり、その途中の信号所で車輌基地へと線路が分岐する。車輌基地は旧西名古屋港駅跡地を利用しており、仕業及び交番検査をここで行なっているそうである。このあたりから海が見えてくる。

←あおなみ線車輌基地

野跡駅を出ると、倉庫街となり、一般の民家は見受けられなくなる。そしてさらに急カーブを経て終点金城ふ頭駅に着く。

↑金城ふ頭駅ホーム。全面ホームドアである。           ↑金城ふ頭に停泊していた自動車運搬船

かなりの人がここで降りた。おそらくほとんどがあおなみ線の試乗目的なのだろう。おばさん連中が便利だねぇと喋っていた。

外に出ると誰もいない広い駅前広場でラジコンカーを走らせている親子連れがいた。Iが「なるほど、こんな使い方もあるのか」と感心していた。

(余談だが駅近くにはマル暴系の車が止まっていた………(I曰く「(車を見て)これならまだいいほうだ」と…)

撮影などしながら駅構内に戻る。ホームで中部国際空港を探す変な爺さんに話しかけられる。

↑金城ふ頭駅舎。                              ↑駅構内に進入するあおなみ線車輌

そして再び列車に乗り、南荒子駅を目指す。途中荒子川公園駅ではかなりの乗車があった。

南荒子駅で下車。名古屋臨海鉄道のDD13は撮影しづらい位置に移動しており、Iは悔しがっていた。

フォークリフトの奇妙な動き(バックでコンテナ輸送…)を見ながら列車を待つ。

再び列車に乗り、次なる目的地であるささしまライブ駅を目指す。

列車は小本駅を過ぎ、近鉄名古屋線、関西本線と合流し並走しながら名古屋車輌区に入り、近鉄の車輌区近くのささしまライブ駅に到着する。

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