このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

ブレードランナー2049(2017:アメリカ)

監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ 製作総指揮:リドリー・スコット 音楽:ハンス・ジマー

〔あらすじ〕

2049年、貧困と病気が蔓延するカリフォルニア。

人間と見分けのつかない《レプリカント》が労働力として製造され、人間社会と危うい共存関係を保っていた。

危険な《レプリカント》を取り締まる捜査官は《ブレードランナー》と呼ばれ、2つの社会の均衡と秩序を守っていた—。

LA市警のブレードランナー“K”(R・ゴズリング)は、ある事件の捜査中に《レプリカント》開発に力を注ぐウォレス社の【巨大な陰謀】を知ると共に、

その闇を暴く鍵となる男にたどり着く。

彼は、かつて優秀なブレードランナーとして活躍していたが、

ある女性レプリカントと共に忽然と姿を消し、30年間行方不明になっていた男、デッカード(H・フォード)だった。

いったい彼は何を知ってしまったのか?デッカードが命をかけて守り続けてきた〈秘密〉—

人間と《レプリカント》、2つの世界の秩序を崩壊させ、人類存亡に関わる〈真実〉が今、明かされようとしている。

公式サイト より)

〔感想(ツイッターみたいに思い付いたのをだらだら書くスタイル)〕

82年に公開された不朽の名作が30年の時を経て続編公開!

という配給会社の煽りみたいなことを書いたが、前作を3週間前にやっと見たばかりという状態で、元カノや友人の反応が上々だったために南大高のIMAXで鑑賞。

2時間40分という上映時間にビビりながらも、偶然選んだK15という座席がスクリーンの真ん前だったので、荒廃した近未来の荒々しい映像とハンスジマーの鼓膜を揺さぶる音楽を堪能する事が出来た。上映時間の長さが気にならない、中だるみのない構成で楽しめた。本作単体でも十分楽しめるのはさすが。

前作を直前に観ていたおかげで、折り紙や娼館、日本語看板が出てくると(・∀・)ニヤニヤした。

LAPDの書類、なぜか日本語も含む多言語対応なの楽しいし、DNAデータベースの音声が日本語なのよかった。

ときおり登場するSONYの看板にSONY製品。配給会社はもちろんソニーピクチャーズ!

空飛ぶ車スピナーも洗練された形で登場。流行のドローンを搭載し、主人公不在の間もカメラで監視してくれている頼もしさ。スピナーはプジョー製なのだった。

30メートル下に埋められたコンテナを掘り出すの、きっちりコンテナの形だけ土が掘られておりテクノロジーの無駄な進歩が面白い。

LAPDが肥大化したのか、連邦政府が崩壊して地方自治体しか残っていないのか、人類を揺さぶる問題に市警察レベルが対応しているのが謎。

あとゴミ捨て場にされたサンディエゴはキレていいと思う。

世界観が独特ながら説明セリフは少なく、観客の想像に任せるスタイルなのも、セットにお金が掛けられていて映像が贅沢なのでよい選択だったと思う。

興行的には微妙らしいが、個人的には良作だった。

なおK君、二次元嫁を愛するヲタクだった。家に据え付けの機械でしか楽しめなかったのを課金して持ち歩きの機械(エマネーター)を手に入れていたのだが、このエマネーター、PSPのラブプラスを思い出した。あそこまでリアルな2次元嫁が実装されたら、2次ヲタクは結婚しなくなるだろうに笑

土曜夜に鑑賞したが、年齢層は前作を劇場鑑賞したと思われるくらいに高め。老いてパンチも入らなくなった(レプリのライアン・ゴズリング兄貴が硬すぎる可能性もある)ハリソンフォードに重ね合わせて見ているんだろうなぁ…。ちなみにハリソンフォードは30年前の自身の演技を強制視聴させられる拷問にかけられますが無事耐えますw

あまりにもまとまりがないのでいったんこの辺で締めときます。パンフは解説も詳しく、表紙のスピナーもオシャレな820円でまあおすすめ。

おわり

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