このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

広島高等・地方裁判所

大学院でお世話になっている先生から、英国から来ている訪問研究員の方を広島へ案内してくれないかという依頼を受けた。
TOEIC500点未満ながらも、何とかなるだろうと思い引き受け、電子辞書を片手に、実際なんとか案内することが出来た。
往復こだま号(片道3時間超)なのは少し辛かったが、2人がけで快適ではあった。

12時過ぎに広島駅に着き、広島風お好み焼きで昼食。研究員の方は大変興味深く調理風景を見ていた。

そしてピースパスを購入し、バスで平和資料館へ。


↑慰霊碑と原爆ドームを直線に配したのは素晴らしいと思う

核廃絶への思いを強くする。

資料館と平和公園は、オバマ大統領訪問の効果か、かなりの数の訪日観光客であった。


↑オバマ大統領訪問の様子を示したパネル。大統領の寄贈した折り鶴が飾られていた。

その後ひと駅だけ広電に乗り、紙屋町西から大変な気温と日差しの中、広島城へ。この日は雨の予報はどこへやら、大変天気に恵まれた。
天守閣にエアコンがあったのが大変助けられた。


↑広島城からの眺め

そして、広島駅への帰路に広島地裁前を通る。
研究員の方は元法廷弁護士で、刑事法が専門なので、興味があるのではと推測し、あえて城の東側出口(裏御門)から出て、縮景園前電停方面に歩く。門を出て中国放送(RCC)の建物の脇を過ぎると、高裁・地裁の庁舎が目の前にあった。


↑庁舎を西側から撮影。左が高裁で、右が地裁の建物らしい


↑正面から。耐震補強が目立つ

地裁のすぐ隣には地検の入る法務合同庁舎がある。地上12階地下1階の、高級マンションかホテルのような外観である。
綺麗だからといって喜んで泊まりたい場所ではないが…


↑グレーを基調にした建物。平成23年に新築。広島城に近く、新築に伴う発掘作業でいろいろ出土したそうで。


↑高検・地検・区検の他、保護に入管、公安まで入っている。ここまで来ると矯正管区も入れればと思うのだが

裁判所や地検にテンションが上がって2人でパシャパシャ写真を撮っていたので、平日だったら警備員が飛んできていたかもしれない。

なお、広島地検を「Hiroshima District Attorney's office」と紹介したところ、「弁護士会の方か検事の方か」と確認されたので、ああ、「Prosecutor's office」と言うべきだったなぁと反省した。北米に毒されている…(District Attorney:地方検事の意味だが、Attorneyには弁護人の意味もある)。

帰りは18時17分の新幹線のところ、18時過ぎに広島駅に着いたので結構タイトなスケジュールになった。アテンド業務もまだまだ修行が必要である。

おわり

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