このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

神戸地方裁判所

兵庫県に所在する地裁本庁。戦前の五大都市らしく、名古屋や横浜と同じで市の名前を冠している(もっとも五大都市で無い札幌や仙台、高松なんかもそうだが)。

無事国内最難関の試験に合格した友人Hと、ハーバーランドで映画「キングスマン」を見る時に、時間があったので私のリクエストで訪問。



写真で見た時は気づかなかったが、近づくとわかる。古い建物を外観だけ残して、ミラーガラスの近代的なビルがそびえ立っているのである。Hの中学時代の美術講師がこの建物を美しくないと嫌っていたらしいが、気持ちはわからんでもない。木に竹を接いだよりもひどい、バランスの悪い張りぼてだ。
こんなことなら名古屋や札幌の控訴院のように、建物丸ごと資料館として残してほしいものである。

Hはこの先嫌というほどここに来るのかと思うと、羨ましいような大変なような。。
わざわざ今日立ち寄ってくれたことに感謝すべきだろう。

1人では中に立ち入らないが、友人がいたので庁舎内も探索した。法廷は2,3階に集中し、上の方に執務室がある。これは法廷には一般市民がアクセスしやすいようにとのことだろう。大阪地裁も一番大きな法廷は2階にある。
地下の売店は営業時間が過ぎたのか真っ暗であった。なお自販機の飲料は福利厚生の一環か安かった。

15分ほど探索し、特に奇異の目を向けられることもなく(そもそも夕方で人がいなかった)、退館。隣には交通部門や執行官係、夜間の窓口を担当する部署が入る小さな別棟が建てられていた。

そのさらに隣には検察庁がある。守衛の目が光っていたので写真は無いが、地裁よりもボロそう古そうで、「神戸法務合同庁舎」として公安調査官駐在所や保護観察所などの法務省の地方支分局が入る。法務局は別のところらしい。

神戸駅から徒歩5分ほど。アクセスは悪くない。なお家裁は大倉山というまた別の場所にある。大阪もそうだが、大規模庁になると地裁と家裁を分けるほうが何かと都合がよいのだろうか。

おわり

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