このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
長良川鉄道訪問記
さる平成17年3月20日(日)、私は朝8:18発の快速中津川行きに乗り込んでいた。この列車、臨時で「ナイスホリデー木曽路」(一部指定席)という列車に使われ、転換クロス装備の311系が充当されている名残なのか、311系+211系電車で運行されていた。そのため私は迷わず311系電車に乗り込んだ。
千種で友人のIが合流してくる予定である。合流地点は先頭車両の1番前と決めてあったので、私は1番前の転換クロスに座り、千種到着を待った。
そして万博(愛知窮迫…おっと変換ミス。正確には愛・地球博)の内覧会の影響もあってか、金山などでかなりの乗客があり、千種に着くとさらに乗客の数が増えた。その乗客の中にちゃんとIの姿があった。
だが、Iは座席にいる私に気付かず、あわて始めた。その時私が話しかければよかったのだが、引っ込み思案な私はなかなか声を出せなかった。少ししたら気付いたので良かったが。
高蔵寺に着くと乗客の大半が降りていった。そして列車は庄内川沿いの渓谷を行く。このあたりは意外に眺めが良い。また、民家も少なく古虎渓駅は秘境駅に認定されている。(友人の在籍する某部はこの付近でサバゲーをしたそうだ…。まあAK47やらPSG1やらを振り回してもこのあたりでは迷惑にならんだろうが…)
そして8:51、多治見到着。五分乗換えで太多線キハ11に乗る。
太多線ははじめて乗る線だったが、特にどうと言うことのない平凡な路線だった。多治見の手前で美濃太田機関区の車庫を通った。Iが後で降りて写真を撮りたいといっていた。
9:29、多治見着。混み合っている長良川鉄道ホームの窓口で長良川鉄道一日フリー切符(1500円)を買い、北濃行き普通列車に乗り込む。
車内は座席がほぼ埋まり、立ち客がちらほらいる程度の混み具合であった。やはり休日であったからであろう。鉄道ファンらしき人もいた。
9:40、発車。
第三セクターだからだろうか、駅間がやはり短い。すぐに次の駅に着く。
車内には路線図が掲示してあり、有人か業務委託か無人駅かが記してあるのには驚いた。
やはり無人駅が多く、業務委託駅はみなみ子宝温泉駅など僅かで、有人駅は美濃白鳥、関など数駅であった。
10:00、関駅に着く。車内放送で美濃町線乗り換えの案内をしていた。
名鉄美濃町線は3月末をもって廃止になることが決まっている線で、駅には鉄道ファンが多くいた。
関駅から十分ほどで美濃市駅に到着。以前はここまで美濃町線が通じていたのだが、数年程前に廃止になってしまっている。
駅は街の端の小高い丘に位置しているようで、駅からは町並みが見渡せた。
雰囲気はよさそうであった。
機会があればまた来たいと思った。
そして美濃市を過ぎると列車はだんだん山の中に入っていく。
トンネルも出てきた。眼下には長良川が見える。まだ中流域らしく、そう険しくなかった。
途中みなみ子宝温泉駅では親子連れが結構いた。
列車は川に沿って行くが、目障りなのは東海北陸自動車道で、また郡上八幡近辺は観光向けの看板などが立ち並んでおり、個人的にはあまり気に入らなかったので、途中下車の候補から外す。
(郡上八幡という響きは素晴らしいし、街中もよさそうなんだが、どうも何かな…)
そしてようやく上流に近くと、11:33、終点北濃。
雪が何とまだかなり残っていた。
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |