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酒処新潟を訪ねて〜大阪から村上へ〜その2

2013年6月30日(日)

この日も好天に恵まれた。
宿を11時に出て、村上駅へ向かう。村上12時8分発のいなほ8号に乗る予定なので、それまで駅前の土産物屋を物色する。
後輩が鉄研部員から聞きこんできたお薦めのお酒、「〆張鶴」を購入していた。後ほど新潟駅構内にオープンした日本酒館にも行くとのことなので、私は「鮭の酒浸し」なるおつまみを買った。ここ村上は鮭の遡上で有名な三面川が流れるため、こうした鮭製品が売られているのだった。後日、日本酒館で購入した越後鶴亀に浸して食べたらとてもおいしかった。

お土産を仕入れた後、駅に向かう。村上駅は市の代表駅で、緑の窓口がありきちんとした待合室とNEWDAYSも完備されていた。ここで新潟日報の朝刊を買った。


↑村上駅。くすんだ色を使用しているせいで近年改装されたように見えなかった。↑この日は首都圏色キハ47と


↑新新潟色と呼ばれる赤と白のキハ47が見れた。 ↑115系も来る。ちなみにE127も来る。ムーンライトえちごの接続列車に充当しないでほしいが…


↑いなほ号はそれなりの乗客があった。

いなほ号は好天の越後平野を快走する。もっとも来るときと同じく坂町、中条、新発田とこまめに停まるのは同じで、運転停車もあった。しかし一時間もかからず、12時57分には新潟駅に着いた。


↑到着。                           ↑隣が半室グリーンだったので座席を撮ってみた。2&2配置である。


↑新潟駅は自動改札導入済み。もちろんSUICAも ↑新潟駅万代口

新潟では昼食に旨いと評判の寿司屋が予約してある(ここでもありがとう後輩よ。)というので、新潟市街をぶらつきながらそこへ向かう。
新潟は政令市ながら軌道系交通機関が存在しない街である。そのため市中心部へは徒歩かバスを使うことになる。LRTなども一時期は叫ばれたものの、現在はBRTの導入に向けて計画が進んでいるそうである。 参考

新潟駅からの大通りはオフィス街になっているようで、大企業の支店や金融機関の看板が目立った。
万代橋方面へ少し行くと、LOFTなどが入居するLoveLa万代という建物に着いた。ここでトイレ休憩。通りの横断には地下道が使われているのか、地下鉄入口のような建物が交差点に見えた。こういうのをみると、新潟にも地下鉄があればなぁ…と思わずにはいられない。この交差点には、新潟の県紙である新潟日報の大きなビルが建っていた。

↑新潟日報メディアセンタービル。           ↑第四権力という言葉を彷彿とさせるくらい大きい。

LoveLa万代でトイレ休憩をした後、万代橋手前を右に折れ、寿司店のある方面に向かう。
←万代橋。

河口方面に歩く。朱鷺メッセが左手に見えた。信濃川沿いの倉庫街のようなそうでないような、空き地も目立つ地域を抜けると、目的地である佐渡廻転寿司弁慶に着く。ピア万代と呼ばれる観光施設の中にその店はあった。
店に入ると、昼時を過ぎた14時前にもかかわらず客が並んでいた。その並ぶ客を横目に、予約客である我々は奥の座敷に通された。

↑寿司店外観                       ↑新鮮な刺身盛りからスタート。美味しかった。

たらふく新鮮な日本海の幸を食い、満足して店を出る。来るときに目の前の幹線道路にバス停があるのを確認しておいたので、新潟交通バスのお世話になり新潟駅へ戻る。どこかで就活セミナーでもあったのか、同い年くらいのリクルートスーツの男女が何人か乗っていた。
←新潟での市民の足。

新潟駅では17時20分発のMaxとき340号まで時間があるので、日本酒館という酒処新潟らしい場所に向かう。元々は越後湯沢に存在したものらしいが、そちらが好評ゆえ満を持して県都にも開設されたようである。

↑入り口では酔っ払いサラリーマンの像が出迎え。↑土産物店の店内にある利き酒番所。

この日本酒館は土産物店だが、店内には利き酒番所という日本酒が楽しめる場所がある。システムとしては、ワンコイン500円で御猪口と5枚のメダルをもらい、飲みたい銘柄が描いてある受け口に御猪口を置いてメダルを投入しボタンを押すと、御猪口一杯分の酒が出てくるというものであった。
私は酒はそこまで得意ではなかったが、さまざまな種類の日本酒や梅酒等を少しずつ楽しめるとあって、いやはや、これは大満足であった。

↑最初に呑んだ大吟醸。                 ↑2番目にいただいた一番人気。呑みやすかった。


↑3番目のこちらも飲みやすい甘口。         ↑梅酒もいただいた。4番目。すこしきつめだった。

←〆は銘酒越乃寒梅。この名前はこち亀で知ったとか恥ずかしくて言えないw

ここのおかげで、日本酒が呑めるようになった気がした。
土産には越後鶴亀のワンカップと越の梅酒の小瓶、それから名前に惹かれて北雪梅酒を買った。

あとは同期が押さえてくれたMaxときのグリーン車(ありがとう!)で帰るのみである。酒のおかげか、旅への満足感か、とても心地よい気分だった。


↑Maxときグリーン車二階席。上越新幹線新潟からの初乗車なうえ、グリーン車も初乗車という二重の意味でうれしい。トイレがシャワートイレだったので驚いた。


おわり

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