このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
高尾山訪問記2
山頂に着くと、そこはテラスのようになっており、売店や展望台があった。そして寒い……
↑山頂の高尾山駅。ちなみに地上は清滝駅 ↑駅前から望む。圏央道が無残。
社長がトイレに行く間に、駅前で売っていた天狗焼きなるものを購入。大判焼きを天狗の形にして、中のあんを黒豆餡なる物にした感じ。普通に焼き立てでサクサクしておいしかった。社長とともに食べながら展望台へ。
展望台の下は寂れたリゾートみたいな風の軽食店が。しかし人は結構いた。
展望台自体はそう大きくないが、東京都下を一望することができた。
↑二枚とも展望台より。みなとみらいや新宿副都心が見える。しかし遠近法というのは怖いもので、橋本〈相模原市〉が大きな都市に見えた
案内図などがないため、どこが立川でどこが神奈川方面かなどはカンで見分けるしかなさそうだ。われらが愛しの中央大学を探したが、はっきりとそれだと言えるものは見つからなかった。
しばし佇み、下へ降りる。団子などを売る売店の広がる所に案内図が一応あった。
←展望台でなくともこのくらいは眺められた。
この高尾山、標高は600M弱だそうだ。その売店前から道なりに進むと、リフトの頂上駅に行きついた。ちなみにこの道を歩けば一時間弱で高尾山口駅にたどり着けるそう。このほかにも高尾山にはハイキングルートが沢山あり、本格的なものも存在する。古くからのハイキングルートが旧道となり、山肌にそってひっそりと存在している個所もあり、旧道好きの社長は大喜びであった。
↑リフトの駅。この寒さでも利用客は結構いた ↑売店に人の姿はなく、寂れていた
↑こんな感じのリフト↑
日も傾き始めたので、ケーブルの駅の方に戻る。人は考えることは皆同じなようで、帰り客で駅には行列ができていた。列車の待ち時間にまた団子を買う。高尾山口駅の売店とは味が違い、味噌だれで正直下の店よりおいしかった。餅自体にも甘味があった。
←値段は同じ一本300円だが…
帰りのケーブルカーは、行きよりも人が増えていた。そして何より、帰りは下りなのである(あたりまえか)。これが予想外に怖かった。前の方に乗ったのに前が怖くて見られないのである。なんだか落ちて行くような感覚、まさに奈落の底に落ちるという形容がぴったりであった。
↑帰りの車両 ↑下りはこういう感じ。カップルうざい。
自宅から一時間以内でこれほどの観光気分と昂揚感を味わえ、つかのま日常を忘れられたので二人とも大満足であった。
しかし帰りの列車が北野駅を過ぎると、車窓も見慣れたものに変貌し、社長は大学の課題をやりに帰宅、私は大学のサークル(映研)での夜間ロケのために大学へ行き、それぞれの日常へ戻った。
おわり
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